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AWSを導入検討している企業は必読の一冊!!書籍『Amazon Web Services入門 ― 企業システムへの導入障壁を徹底解消』のご紹介。

こんにちは、与儀です。

ここ沖縄は少し涼しくなってきたかと思いきや、外に出ると蒸し暑っ、という日々がまだまだ続きますが(クーラーが効いている涼しい部屋にいるだけか!)、AWS(Amazon Web Services)の勢いも熱さが衰えることを知りません。弊社でも導入事例が増えてきております。そこで本日はこちらの書籍を紹介したいと思います。
『Amazon Web Services入門 ― 企業システムへの導入障壁を徹底解消』
aws-nyumon

書籍の目次は下記の通りです。

出版社サイトより引用)

はじめに
第1章 AWSとは何か
1.1 組織としての AWS
1.2 親会社との関係
1.3 異質の ITベンダー
1.4 サービス概要
1.5 サービスコンポーネント
1.6 リージョンと AZ
1.7 プログラマブルなデータセンター
1.8 セキュリティ認証
1.9 ノウハウ情報
1.10 クラウドデザインパターン( CDP)
1.11 強力なコミュニティ
1.12  AWSパートナー

第2章 AWSの事例

2.1 数多ある内外の事例
2.2 「安い」だけでは視野が狭い
2.3 「しっかり」と「カッ飛び」

第3章 AWSをめぐる「驚き」と「誤解」
3.1 本章のねらい
3.2 AWSはいつでも利用規約を変更できる
3.3 データが漏洩したらユーザーの責任
3.4 SLAはユーザーに厳しい制約が
3.5 契約の基本は英語、裁判所は米国
3.6 個別契約に応じてくれない
3.7 30日後にサービス撤退?!
3.8 驚きに関するまとめの解説(なぜこれで OKなのか)
3.9 パフォーマンスが心配だ
3.10 データセンターの場所がわからないとダメ!
3.11 パトリオット法があるから、AWSは使えない
3.12 なんとなく怖い
3.13 誤解に関するまとめの解説(誤解を解くカギ)

第4章 AWSのセキュリティ
4.1 セキュリティがすべて
4.2 世界最強の第三者認証コレクション
4.3 第三者認証の「使い方」
4.4 責任分界モデル
4.5 重要なデータは暗号化する〜クラウド以前の常識
4.6 AWSのセキュリティプロセス

第5章 AWSの可用性
5.1  AWSの稼働率?
5.2  Design For Failure
5.3  AMIを用いた可用性(ウォームスタンバイ)
5.4 マルチ AZ(複数データセンター)による高可用性
5.5 惑星レベルの可用性(リージョン超え)
5.6 著名な大規模障害の経緯と考察
5.7 30日撤退問題

第6章 規制やガイドラインとの関係
6.1 より安心安全な AWS利用のために
6.2 パトリオット法について
6.3 個人情報保護法について
6.4 FISC対応リファレンス

第7章 変化を乗りこなす
7.1 変わりつつある ITインフラ
7.2 見積もりは誰が?
7.3 RFPも新しく
7.4 特別扱いを期待しない
7.5 歴史から学ぶ

この本を読んでみての私の感想

目次を見てもわかりますが、とても、とてもよくまとめられていると思います。そして読みやすい。。というのも、AWSのイベント(日本AWSユーザグループ(JAWS-UG)AWS Summit など)、AWSの中の人と直接会ってみて得られる情報、Webサイトに数多ある技術ブログや動画、などなどから選りすぐられた情報がこの本一冊に集約されています。それも読みやすい分量で。もちろん、すべてをカバーするには紙面が足りませんが、痒い所に手が届く、今あなたが知りたいことが書かれていると思います。

AWSを導入しようとして社内で反発を受けることはありませんか?
AWSを使うことに対して不安を感じることはありませんか?
これらの問題や疑問を解消するためにこの本は大きな助けとなること間違いなしです。

一部の目次に対してコメントを少し

1.2 親会社との関係

確かに気になる。

1.7 プログラマブルなデータセンター

いいですね。

1.11 強力なコミュニティ

強力過ぎます。。

2.2 「安い」だけでは視野が狭い

そうですよねー。(安いに越したことはないですが。。)

2.3 「しっかり」と「カッ飛び」

カッ飛びましょう!

3.11 パトリオット法があるから、AWSは使えない

これは気になりますよね。

4.4 責任分界モデル

ふむふむふむ。

5.2  Design For Failure

これはかなり重要な考え方です。

5.5 惑星レベルの可用性(リージョン超え)

えっ!!

5.7 30日撤退問題

ちょっと気になりますよね。

7.4 特別扱いを期待しない

Amazonらしいですね。

最後に

私自身もこの書籍を読んで、納得した事項がいくつもありました。この書籍の著者は、Amazon・AWSの中の人ではないですが、むしろそうであるからこそ、第三者の目から公平な立場で書かれた、より信頼しうる情報であると言えるのではないかと思います。

気になった方は、まずは読んでみてはいかがでしょうか。そして疑問点や不明点、導入を検討している方は何なりと弊社までご相談、お問い合わせください!!

関連リンク

AWSをめぐる「驚き」と「誤解」~Amazon Web Services入門(1)
AWSをめぐる「驚き」と「誤解」~Amazon Web Services入門(2)

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