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新人社員に求められる課題解決能力とは?異業種研修レポート

こんにちは。マーケティング担当の徳嶺です。

毎年恒例となった、新人社員の異業種研修を今年も開催しました!

私、去年は参加者として研修に取り組んだのですが、なんと今年は幹事。研修を受ける側ではなく企画・進行する任務をおおせつかりました。

今年も株式会社りゅうせき様と沖縄ワタベウェディング株式会社様の3社合同で開催しました。

今年の異業種交流のテーマは「課題解決」です。
当日の様子をご紹介しつつ、どのような研修をしたのかご紹介していきます。

▼過去の異業種交流会の様子
・2009年度
https://blog.lexues.co.jp/5358.html
・2010年度
https://blog.lexues.co.jp/7309.html
・2011年度
https://blog.lexues.co.jp/9192.html
・2012年度
https://blog.lexues.co.jp/13232.html

ジェスチャーアプリでアイスブレイク

研修というと、緊張して固くなってしまうので、まずは簡単なゲームでアイスブレイクを行いました。今回、アイスブレイクで使ったのはiOSアプリの「おしえてポン! みんなで楽しむ単語当てゲーム
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このアプリは、簡単にジャスチャーができちゃうので研修のアイスブレイクにはぴったりです。初めましてのメンバーでもほら、こんなに楽しそうにゲームをしています。

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会社や仕事の課題をさがしてみよう

この研修のテーマは、「課題解決」をいうことで、前半は自分で課題を発見するワークを行いました。この研修には新入社員1年目〜2年目の社員が参加しているのですがこの時期になると仕事も慣れてきて、新入社員を卒業する時期。そんな時期だからこそ、会社や自分の課題についてしっかり意識をもって解決できるようになることが大切です。

チームごとに付箋紙に書き出してもらったのですが、こんな課題があがりました。
・お客様への提案力がない。
・語学力がない。
・業務管理システムが使いづらい。
・効率化/自動化ができていない。

最初は、「課題を出せといわれても・・」と混乱してましたが、チームで話し合いながら小さな課題をだして、さらに課題を深堀りしたり細分化したりしてたくさんの課題を出すことができました。

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フィアレスジャーニーの解決パターン

課題解決の手法を学ぶプログラムとして、今回は「フィアレスジャーニー」を取り入れてみました。フィアレスジャーニーは、私がプロダクトオーナーシップ勉強会に参加したときに実践したワークショップで、アジャイルジャパンなどで紹介されています。解決策のパターンをゲーム感覚で学べるので、業種や業務に関わりなく汎用的に使える解決策の見つけ方を身につけることができます。

社内でもフィアレスジャーニーを実践したことがあるので、下記の記事をご覧ください。

・プロダクトオーナーシップ勉強会【POStudy】にいってきました!
https://blog.lexues.co.jp/15344.html
・問題解決の、リアル(現実世界)メソッドをコールせよ!
http://tech.lexues.co.jp/archives/1255

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チームで出した課題について、48枚の戦略カードを出し合いながらチームで議論していくワークショップです。48枚の戦略カードは、こちらからご覧ください。
戦略カードにはこのような戦略がパターンとして記載されています。
・協力を求める:協力してくれる人や援助を求める。
・種をまく:興味を抱かせるには機会のあるときに資料を展示する。
・勉強会:ある事柄について学習をしたい同僚の小さなグループを作る。

フィアレスジャーニーに必要な資料は無料でダウンロードできるので、興味のある方はぜひご覧ください。

・Fearless Journey公式サイト
http://fearlessjourney.info/
・Fearless Journeyかんたんガイド
http://mocha-cocoa.blogspot.jp/2012/05/fearless-journey.html

実践的な課題解決にチャレンジ

フィアレスジャーニーを使って、解決策のパターンを理解したあとは、実際に業務で直面している課題について解決策をチームで考えていきます。

この解決策を考えるときもフィアレスジャーニーのやり方を参考にして、スタートとなる[現状]とゴールとなる[解決された理想の姿]を最初にチームで考えた上で、その間にある問題のひとつひとつを解決していきます。

フィアレスジャーニーの戦略パターンの流れがわかっているので、午前中よりもスムーズに解決策を発見したり解決先を考えることができていました。

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研修を設計してみての感じたこと

今回は、研修を設計する側の立場だったのですが、なにより悩んだのは”異業種”であることを最大限にいかした研修企画を考えることでした。

せっかく異業種が集まっているのだからお互いのことも知りたいし、視野も広げたい。いろいろやりたいことはあるけど、時間にはかぎりがあるので、なにかしらテーマを決める必要があります。そこで「課題解決」というどんな仕事でも必要なスキルをテーマとして扱うことにしました。

研修を受ける側にたつことも多いのですが、研修を企画・運営する側に回るといろいろな前提条件を配慮したうえで設計する必要があり、とても難しいなとかんじました。でもその分学びも多かったです。
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異業種研修で使ったスライドは下記のスライドです。もし、研修やワークショップをまかされたという方はぜひ参考にしてくださいね♪

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