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DBサーバを負荷分散してみます。(その2)

前回はMySQLをソースからコンパイルしてインストールするところまでを説明しました。

今回は設定についてですが、その前に前回使用した図の補足説明を行いたいと思います。
以下の図が実際のMySQLに関連する部分を抜粋した図となります。


DB1(10.100.9.41)はMySQLClusterのnode1かつSQLnode1としてSQLをうけます。
DB2(10.100.9.42)はMySQLClusterのnode2かつSQLnode2としてSQLをうけます。
MGM(10.100.9.43)は管理サーバで、MySQLClusterのManagementNodeの処理を行います。
つまりSQLをうけるのが、DB1サーバかDB2サーバになり、それらのサーバで
クラスターデータも持ちます。そしてクラスタを管理するのが、MGMサーバです。

それでは実際のMySQLClusterの設定に入りたいと思います。

まずは、DB1サーバとDB2サーバの設定です。

以下のように/etc/my.cnfを記述しました。

管理サーバ(ManagementNode)のIPを指定して終了です。短いですが、MySQLClusterの
node、SQLのnodeの設定はいずれの場合も以上となります。

次は管理サーバの設定です。
root権限で、/var/lib/mysql-clusterのディレクトリを作成し、配下にconfig.iniファイルを作成します。

前半部分はメモリ割り当ての設定となります。今回はテストということで標準の値をそのまま
使用してます。後半部分は、MySQLClusterのNodeのIPアドレスや、SQLNodeのIPアドレスを
記載します。

MySQLClusterに関係する設定は、基本的に以上のファイルのみとなります。
次回は実際にプログラムを起動して、クラスタがうまく実行できているかを確認
したいと思います。

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