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レキサスブログ

本日発表のIoTに関するプレスリリース2本につきまして

こんにちは、安田です。おかげさまでそろそろ Like a Rolling Stone状態から解放されつつあります♪

さて、本日レキサスから発表させて頂いた2本のIoTに関する私たちのプレスリリースについて、こちらではできるだけ短く&わかりやすくご説明させて頂きたいと思います。

IoT(あいおーてぃー)とは?

「Internet of Things」の略です。日本語では「モノのインターネット」と言われています。Webで調べて頂くといろいろな解説が出てくると思いますが、要は、私たちの身の回りにあるモノひとつひとつがインターネットに繋がるイメージを持って頂ければ良いと思います。

そうして、それらのモノたちがインターネットに繋がるとどうなるのか? その部分こそが、これからのIoT時代における我々IT企業/クリエイターのアタマが試されるところ、つまりサービスを考える側の企画発想力、トータルなデザイン力、ソフトウェア/ハードウェア開発力、サービス運用力がフルスケールで問われるところだと思います。

本日のプレスリリースその1:沖縄初のSORACOM SPSインテグレーションパートナーになり、沖縄ファミリーマートさんと協業

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まずはじめにソラコムさんがどういう事業を展開している企業かという点ですが、IoT向けのSIMを、安価にそしてさまざまなIoTサービスで利用しやすい形で提供している、現在IoT分野で最も注目されていると言っても過言ではない企業です。創業からまだ1年ですが、資本金は37億円に達しています。

ソラコムさんのパートナー制度には以下の種類があるのですが、

SPS 認定済インテグレーションパートナー(6社)

SPS 認定済デバイスパートナー(17社)

SPS 認定済ソリューションパートナー(18社)

SPS 認定済ネットワークパートナー(3社)

今回、私たちはソラコムさんの6社目の「SPS 認定済インテグレーションパートナー」になることができました。こちらの意味するところですが、ソラコムさんのWebページから引用させて頂きますと

SPS 認定済インテグレーションパートナーとは、SORACOM Air や SORACOM Beam を含む SORACOM プラットフォームを活用したシステムやサービスのシステムインテグレーション、 マネージドサービス、コンサルティングを提供するプロフェッショナルサービス企業です。

と定義づけられます。もちろん沖縄の企業としては初めてとなります。ちなみに他の5社さんですが、日立製作所さん、クラスメソッドさん、アイレットさん、サーバーワークスさん、ハンズラボさん、という、そうそうたる企業さんの名前が並んでいます。

SPS_IntegrationPartner_A

また、本パートナーシップの基、私たちは今回、ソラコムさん、そして沖縄ファミリーマートさんとタッグを組み、沖縄県内のファミリーマートさん店舗を基地局として、LoRaWANの実証実験を開始しました。

LoRaWANというのは、低電力で広域をカバーできるという特性を持つ通信技術で、特にIoT分野での活用に適していると注目を集めています。過去にはLoRaWANの基地局5箇所だけで山手線の面積に相当する広さをカバーできたという事例もあります。今後は沖縄県内のファミリーマートさん店舗を基地局とした、IoT向けLoRaWANの広域通信網の整備と実証実験を進めて行く予定です(コンビニエンスストア業界として初の取り組みになります)。

SoracomM2BLex
過日、LoRaWANの実証実験で沖縄にいらしたソラコム玉川社長、同社大槻マネージャー、そして日本におけるLoRaWANの推進役的存在、M2Bコミュニケーションズの田中社長と沖縄・栄町の某老舗店にてパシャリ♪

本日のプレスリリースその2:日本初、IoTサービス開発専用の企画合宿プログラム『F.E.E.L.(フィール)』を沖縄で提供開始しました

プレスリリース本文はこちら>>

冒頭の「IoTとは?」で少し触れましたように、IoTサービスを開発するにあたっては、ソフトウェア開発力だけでなく、ユーザーの立場に立ったサービスの設計、広い意味での製品デザイン力、また、ハードウェアやクラウドなど、多岐に渡る知識が必要となります。

なのですが、これらの要素ではそれぞれ全く異なる技術を要求されるため、1社ですべてをカバーすることが非常に難しい、というのが大きな悩みどころとなり、IoTをやりたいけれどもなかなか先に進められない、という事情を抱えるケースも多いと聞きます。

そこで私たちは、これらの異なる分野におけるスペシャリスト=専門家をお客さまの要望に応じて柔軟にアサインさせて頂きつつ、沖縄の海を見下ろすコンドミニアム、という”完全な非日常空間”の中で集中的にIoTサービスの企画開発を行うことができる合宿プログラムをご用意しました。それがこちらのサービス「F.E.E.L.(フィール)」となります。

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■「F.E.E.L.」で集結可能な専門家の例
・プロダクトマネージャー
・UXデザイナー
・事業企画
・プロダクトデザイナー
・Webデザイナー
・ゲームエンジニア
・ハードウェア(メカ・電気)設計者
・ファームウェア設計者
・クラウドソリューションアーキテクト

ちなみにレキサスでは、まさに今週もシリコンバレーからゲストを招いて合宿中です。真ん前に海!すぐそばにオシャレなカフェ!な環境で製品開発に集中。。!! 

なお、レキサスではこういった形での集中合宿を以前より”本土からお客さまをお招きしながら”実施しています。また、例えば以下のペット向けウェアラブルデバイス「ハロペiz(アイズ)」の開発にもこの集中合宿スタイルが導入され、実際に成果に繋がっています。

レキサスでは以前よりソフトウェア開発だけでなくUX/UIデザインやクラウドにも力を入れてきていましたが、近年ハードウェアやモノのデザインのスペシャリストもレキサスにJoinしていることがこの「F.E.E.L.」サービス提供の背景にあります。

今後も、まさに私たちが強みを発揮しやすいIoTというキーワードを重要な事業軸のひとつと捉え、「with Heartful Technology」のコーポレートスローガンの基、身近な人々を笑顔にするサービスの企画・開発・提供に邁進してまいりますので、引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。

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