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レキサスブログ

Web 3.0 Conference に参加

こんにちは, 下門です。

先日, 次世代の Web をテーマにした Web 3.0 Conference に参加しました。

同カンファレンスにおいては, セマンティック Web を Web 2.0 の次に訪れる Web 3.0 であると位置づけて, 三大検索エンジンを始め, 検索関連ツールのベンダーや Web メディア業界の担当者によるキーノートと展示が行われました。

↓展示会場の入口
201009_web3#1

本日は検索最大手である Google の担当者によるキーノートの内容をご紹介しましょう。

「Google Search」講演者:Johanna Wright 氏
これまでの同社の検索エンジンに対する取り組みと, 今後の展望をデモを交えて実演していました。

↓ 同社の製品マネジメント部長である Wright 氏
201009_web3#2

・意図(intent)
同氏は, 同社の新機能であるリッチスニペット(Rich Snippets)を紹介しました。これを活用すれば, eコマースサイトや情報サイトなどの評価や価格帯を検索ページ上で確認できるため, ユーザーはより早く目的の情報を探し出すことができます。また, 翻訳機能やマルチメディア化が進み, 多様化したデータ形式のサポートにも注力しているとのことです。

・文脈(context)
Google 検索では, ユーザーが過去に検索したキーワードや, 検索クエリから文脈を判断して最適な検索結果を表示させているそうです。例えば「cs」という言葉は多くの意味を持ちます。広くは通信衛星放送(communications satellite)や, ビジネスにおいては顧客満足(customer satisfaction)も「cs」と呼ばれます。

では, 検索ワードが次の場合はどうでしょうか。「phd cs administration」
この場合は前後の文脈から判断して「computer science」であるということが推測できます。

・時間(time)

同社は Twitter と提携して, 同サービス内の Tweets(つぶやき)の内容を検索結果に取り込んだ, リアルタイム検索を昨年末より提供しています。Twitter の最大の魅力はそのリアルタイム性にあります。その顕著な例として, アメリカ国内で実際に地震が起こった際に, USGS(アメリカ地質調査所)の公式発表が地震発生の10分後であったのに対して, Twitter 上ではわずか2分後にその情報が飛び交っていたとのことです。

・場所(place)

Google のパーソナライズ検索では, ユーザーのプロフィールと関連づけられた情報が検索結果に反映されます。実際に, 私が検索クエリに「sushi」と入力すると, 検索結果には私の住んでいる Bay Area 地域の sushi bar やレストランのマップや情報が表示されます。
既にベータ版として提供されているソーシャルサーチではユーザーの交友関係を参照することにより, 場所の情報に加えて, 誰の(友人の)オススメであるかが検索結果に反映されます。

以上が同キーノートの概要です。

Web 3.0 の定義についてはまだまだ議論の余地がありますが, 同社の動向はもとより, 今後はセマンティック Web 関連の情報も収集していこうと思います。

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