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企業の社会貢献について

こんにちは。ビジネスデザイン部の安田です。

7月26日(水)の日経産業新聞にこんな記事がありました。


米国では個人や企業が稼いだ利潤の一部を慈善団体に寄付したり、余暇に地域の活動に奉仕する社会貢献はごく当たり前。有力企業の経営者が非営利組織(NPO)の経営陣に名を連ねるのも珍しくなく、企業も制度面で社員を支援する。文化の異なる日本では外資などIT企業が先頭に立って活動しているが、現場とのギャップに悩みながらも試行錯誤を続けている。


ということなんですが、日本で社会貢献というと、なんだかこう、近寄りがたいイメージがありますよね。「社会貢献」とか「ボランティア」という言葉自体にどうも身構えてしまったり。。

個人的な社会貢献(ボランティア)経験としては、小学校から高校までボーイスカウトをやっていたので、その活動を通じて交通遺児のための募金活動を毎年大晦日に行っていたのですが、正直かなりイヤイヤだったような気がします。なんといっても内地(その時は岡山にいました)の冬は寒いですし、「恵まれない子どもに愛の手を。募金お願いしまーす」という呼びかけも、なんの感情もなくただただオウムのように繰り返していたような。。

その後、大学進学とともに東京に移り住んで世の中にはいろんな人がいるんだなということが少しわかり、さらに外国に旅行するようになって、今の自分が置かれている状況がだんだん客観的に見えてきたような気がします。自分がこの時代の日本という国に生まれたということはどういうことなのか。それは決して偶然ではなく、なにか意味があって存在しているのではないか、などなど。

ということで話は社会貢献に戻るのですが、個人的には、現在幸いなことに屋根のある家に住むことができ、また、幸いなことに毎月決まった額のお金をもらいながら生活できていることに素直に天の神様に感謝しています。そして、できれば自分のできる範囲でその感謝の気持ちを具体的な形にして、社会に還元したいと思っていたりします。また、そういうことが自分が属する企業を通して実現できればすごくいいかもしれません。

「社会貢献」。今の日本ではまだなんとなく仰々しい感じもしますが、遠くない将来、日本でもおそらく企業評価のひとつの重要なバロメーターとして位置づけられてくるのではないでしょうか。

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