こんにちは、宮里です。
めずらしく、今週の黒板のコーナーを担当させていただきます。

「固執するよりも、リセット力を高める方が絶対に得」

これは、クリエイティブディレクター 箭内道彦さんの言葉だそうです。

話ちょっと変わりまして、

去年の秋頃から、あることに興味をもってですね、めちゃめちゃ面白くて、webサイトとかで情報を調べまくって、関連する人にも会いに行ったりして、どうしても実現したいアイディアがあったんですね。

でもってそれを消化して、昇華しなきゃいけない時がきたんです。が、どちらもできなかったんです。理由は色々な情報を収拾するだけで楽しくって、それを使っていったい何を実現したいのか、自分でも分からなくなってしまったんです。
(上司)「で、何がしたいんだっけ、君」

(部下)「えーっとー….」

みたいな状態ですね。。最悪。

「目的を明確に」

シンプルなことですが、アクションを行うときは何にでも言える事だと思います。風呂敷を広げることはできても、そっから収拾をつけなければ目的は達成されません。そこで、この言葉

「固執するよりも、リセット力を高める方が絶対に得」

収拾がつかなくなっている状態は、”手段自体に固執している状態”が、ままあります。解決するには、なぜそれをする必要があるかをぐーーーーっと掘り下げるか、いったん忘れて次へ行くことかなと思います。で、この言葉は後者のことを示唆していると思っています。

ただ、そこでちょっと補足したいのが、「リセット=ゼロベースにすること」ではないよねってことです。そこまで考えてきたプロセスがあるので、次は、その次から進めることができる。涙の数だけ強くなれるよ、的な感じです(ちょっと歳がばれる…)。

なので、粘るのもいいことですが、“目的は明確に、手段は柔軟に” することが重要だと、この言葉を見て再確認した次第です。

合掌。