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六本木で気づいた「営業はジャズだ!!!」

1月24日(水)から東京に来ております、ビジネスデザイン部の安田です。

今回の出張では合計10社様を訪問予定でおります。

で、ですね、きょう六本木を歩いていてふと気がつきました。

「営業はジャズだ!!!」

???


つまりどういうことかと申しますと、
以前、田坂広志さんがお書きになった営業の本を読んでいたとき、
その中に「営業はアートである」という言葉が載っていたんですね。

「営業はアートである」!? う~ん。。。???

もちろん、田坂氏のおっしゃっていることはなんとなくイメージはできるんですが、
自分にあてはめたときに激しく共感できたかというと正直そこまででもなく、
その本を読んだときにはまだ自分の中にしっかり落とし込めていませんでした。

なのですが、今日、お客様のところに向かう道中で妄想していたら、
それがどういうことかが突然ピンときたんです。

アート、例えばジャズなどの即興演奏では、基本的には音楽理論に則りながらも
他のプレイヤーの音に耳を澄ませつつ、その場その場の空気を読み、
相手が出した音に対して自分はどうプレイすればバンド全体がより良いサウンドになるのか?
ということを、刻一刻と移りゆく状況の変化の中で頭をフル回転させて考えながら
真剣勝負で他のプレイヤーと対峙してゆきます。
さらに、演奏後はそれぞれに自分の演奏内容を振り返りながら課題を洗い出し、
次の演奏に向けて準備をします。

。。これってまさに、お客様を訪問した際のシチュエーションですよね。。

モノを売るための基本セオリーがありつつ、そこでお客様の声に注意深く
耳を傾けながら、その場の空気を慎重にそして敏感に感じつつ、
お客様によって発せられた質問やご意見に対して自分がどう応えれば
お客様が抱えていらっしゃる案件全体をよりスムーズに進めることができるのか?
ということを、その場その場の状況の変化の中で頭をフル回転させて考えながら
真剣勝負でお客様と対峙する。
さらに訪問後は打ち合わせの内容を振り返り、全体をスムーズに進めるという観点で
うまく自分の役回りが果たせたかどうか、課題となる動きはなかったか、などを洗い出し、
次回訪問時にはより良いより充実した時間をお客様と共有できるよう準備する。

。。。という視点で見てみると、営業って本当に面白い仕事に思えてきます。
恥ずかしい話ですが、営業歴ン年でや~っと気がついたのでした。

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