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大平特別支援学校で「内間安瑆AR(拡張現実)」の特別美術鑑賞授業が行われました

こんにちは、安田です。

さて、現在沖縄県立美術館で開催中の「内間安瑆(うちまあんせい)」展覧会、おいでになりましたでしょうか? 過日のご案内のとおり、レキサスはこの展示会用に特別にご用意したAR(拡張現実)コンテンツを当美術館内でただいま絶賛提供中です。11月9日まで開催されていますので、ぜひ足をお運び頂き、内間安瑆氏のめくるめく木版画の世界をご堪能頂きたいと思います。

そして、先週の木曜日のことになりますが、この「内間安瑆AR」を使った特別美術鑑賞授業が大平特別支援学校で行われました。テレビ局/新聞社などメディアの方々も大勢お越しになり大変盛り上がりましたので、その様子をこちらでもご紹介したいと思います。

まずはフォトレポートから。

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この授業の様子はさっそく当日のニュースでも取り上げられました。


↑琉球朝日放送さん


↑琉球放送さん

今回の美術鑑賞授業の先生に伺ったところ、いま特別支援学校で美術の授業といえば「生徒達に絵を描かせる」ことがほとんどで(結果が見えやすいので)、逆に「美術鑑賞」はについては、生徒達の反応、生徒達がどう受け止めたかが見えにくいため、ほとんど行われていないとのことでした。実はそういう意味でも大きなチャレンジだった今回の美術鑑賞授業ですが、ふだんは黙っていることが多い生徒たちがテレビカメラを向けられたときに堂々と感想を述べている姿を見てとても驚いた、と先生もおっしゃっていました。実際のところ、本当に立派にハキハキと話していました。また私も、このARを見ている生徒さんたちのニコニコしながら楽しんでいる姿が非常に印象的でした。

レキサスではこれまで各業種・業態向けにさまざまなITサービスを開発・提供してきましたが、特に子どもたちの教育におけるIT活用については重要なテーマと位置づけ、取り組みを進めています。このたび内間安瑆展で提供中のARコンテンツを大平特別支援学校の美術鑑賞授業に持ち込み、ふだんなかなか美術館に足を運ぶ機会が少ない生徒の皆さんにも実際にARを体感頂けたことは、教育現場におけるテクノロジーの活用という意味で全く新しい事例になったと思いますし、今後の可能性を各方面の関係者のみなさまにもお伝えできるものになったと考えています。

もともとはADOC-Sから始まったレキサスの「教育 x IT」ですが、今回の成功を糧として今後もどんどん新しいアイディアを形にしていきたいと思っています。

この記事のライター

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