癒しの国「ベトナム」で見つけた日本では想像できない12個の驚きポイント
2014年1月29日 水曜日 | LIFE STYLE
シンチャオ。山口です。
今回、ベトナム最大の都市ホーチミン市へ出張へいってきました。今回の目的は、現在プロジェクトを共同開発中であるVitalify Asia社との技術共有のためです。
以前、ソフトウェアプロジェクトリーダーである諸見里さんもKickoffに行っていました。
さてさて、今回はそんなベトナム出張で見つけたベトナムの意外な一面をご紹介します。これで今日からあなたも「ベトナム通」間違いなし!
【1】激しい通貨単位
旅行に必須のお金の計算。ベトナムの通貨単位「ドン」はなかなかの曲者です。現在の為替では、「1円=204ドン(2014年1月現在)」という計算。
ということは、「100円で20,457ドン」です。
ちょっとお買い物とかに必要な額、例えば50,000円をドンにかえると、「11,227,890ドン」になります!
桁が多すぎて、もはや意味がわかりません。
子供の頃、サイヤ人の戦闘力(対フリーザ時)が150,000,000と知ったとき並みの衝撃です。
ほら、通販だって「7,900,000」の表示です。画面のスペースを使ってしまうので、右のゼロ3つは追いやられています。
支払いに苦戦
この大放出0祭り。ベトナム滞在中、悩まされました。
レストランでメニュー表をみると、「フォーセット 89500」とか書いてあるのですが、高いのか安いのか、ぱっと見ただけでは、わかりません。
しかも、追い打ちをかけるように
通貨の絵柄が全部同じ顔、ホーチミンさんです。しかもデザインも似てるという罠も。
10,000ドンの所を100,000ドンだしたりして、何度か店員さんに怪訝な目でみられました。
タクシーの料金表示もこの通り。知らないと怖いよっ!
【2】道がとってもきれい
ベトナムの道を歩いているとあまりゴミが落ちていません。もちろん裏道とかにはあるのですが、メインの通りにはほぼ落ちていません。
街の美化にはかなり腰をいれているらしく、
街のところどころには、こんな風にゴミ箱があったり。
定期的に掃除に人がまわってきたりしていました。すてき。
【3】いつでも古里の味を
ベトナムではよく日本食店を見かけました。フードコードとかにも必ず「寿司」「やきとり」などの文字がはいったお店があります。日本食ブームなんでしょうか?寂しくなったら日本料理店へいけるのは嬉しいですね。
寿司
寿司もありました。その名も「ミスサイゴン」。キュウリやマグロをたっぷりのマヨネーズとご飯でまき、上から天ぷらをかけています。食感がよくなかなかおいしい!
ゴーヤチャンプルー
沖縄の料理にも対応。このゴーヤ、なんかヘチマな味がしたけど、たぶんゴーヤなはずです。
【4】どこでも床屋
床屋にいきたいけど、休日は時間がないって方もベトナムなら大丈夫です。随所でランダムに床屋さんとエンカウントできます。
時には道路で。
爽やかな風がふく中、頭まで爽やかに。
お店の中にも出現するようです。
【5】バイクがやたら多い
空港からでると、きっと誰もが感じる事。それはバイクが多い。
ベトナムでは老若男女とわず色んな人がバイクを運転しています。見渡す限りバイクバイクバイク!
それもそのはず、ベトナムでは車1台に対し、バイクはなんと300倍!!
バイク専用道路
バイクが多いので主要道路にはバイク専用の車線があります。
どこでも走ってます
市場など、人が多いところもばんばん走ってます。慣れないと結構怖いです。
【6】日本とはひと味違う交通ルール
The 4人乗り
バイクが多いのは前述の通りですが、よくよく見るとそのバイク、乗ってる人数がだいたい2〜3人。たまに4人乗りとかもみかけます。
ちょっと危ないよ!警察に捕まるよ!と叫びたくなりますが、ベトナムの法律ではこれはOK。大人2人+子供2人の計4人まで認められてるそうです。
時には後ろの人が、自分より大きなサイズのタンスとか抱えて走っていたりします。
赤信号は気をつけるもの
「青は進め、黄色も進め、赤は気をつけて進め。」というフレーズは、日本でもたまに話題にのぼるジョークですが、ベトナムはそれを体現していました。
青信号で渡ろうとする、私たち。しかし、ぜんぜん気にせず突っ込んでくるバイク達。バイクの方も避けてはくれますが、止まってはくれません。油断すると激突します。
ちなみに、ベトナムではやたらクラクションが鳴らされます。「危ないかもよ。」ってタイミングでお知らせ的に鳴らしてるようです。
日本のように本当に危険な瞬間に鳴らして、そのまま激突する・・・よりは正しい使い方な気もします。
【7】なぞのお菓子達
ベトナムオリジナルの美味しいお菓子がないかとコンビニ・スーパーにも行ってみました。ファミリーマートなど日本のコンビニもよく見かけました。ベトナムのお菓子は結構外国のものが多く、コンビニのお菓子の9割はコアラのマーチ・プリングルス・キットカットなど日本でもおなじみのものばかり。でも中には不思議なものがありました。
ポテトチップス すし味
一見普通に見えますが、右下をみると描いてある絵は寿司!ポテチと寿司。これだけ日本に暮らしながら、思いつかなかった奇跡の組み合わせです。
その味は・・・うーん、コンソメパンチにイワシのすり身をまぜたような味でした。おしくないわけではない。が寿司ではない。
ファンタ サーシ(XAXI)味
見慣れたファンタ。だけどパッケージは初めて見るもの。文字や絵から全く味が想像できません。味は、コーラを薄めて、シップの匂いと苦みを加えた感じです。ドクターペッパーやルートビア系の飲み物です。はまりそうな人にははまる味。
【8】サイゴン川の恐怖
ホーチミンをながれる大きな川「サイゴン川」。
その川の隣の開放的な飲み屋。川を見ながらゆっくりお酒を飲む優雅なひと時。
しかし、しばらくすると・・・
さっきまで賑やかだった一階が、浸水している!!
雨が降ったりしたわけでもないのに突然です。
どうやらサイゴン川の水が溢れてきたらしい。店員さんも慣れた様子で対応していました。
ちょっと、雨とか降ったらどうなのさ、この店。
【9】飲み会の締めは鍋
飲み会の締めはなんですか?ラーメンと答えたあなたは気が合いますね。今度のみにいきましょう。おごってください。
さてさて、ベトナムのしめは、「鍋」でした。ちなみに、ベトナムの鍋はトマトが入ってる事がおおく、酸味が効いています。
フードコートとかでも、よく、しゃぶしゃぶしているのを見かけたので、みんな鍋が好きなのかもしれません。
【10】道にアヒルがいる
なんで売り物?食べ物?
アヒル達もきっと、自分たちが売られているなんて、夢にも思ってないと思います。
ベトナムには「ホビロン」という羽化直前のアヒルの卵をゆで卵にした料理があります。卵の中にヒナがはいっているため食感はエビのようで、味は蟹味噌っぽいそうです。次回はチャレンジしてみたいなと思います。
【11】ベトナムコーヒー
ベトナムはフランスの影響で、カフェも多くコーヒーがとっても美味しいです。非常に苦いコーヒーを大量のコンデンスミルクで割って飲むのがベトナム式。これがとっても甘くおいしい。疲れもふきとびます。
テイクアウトも可能
ちなみに、氷がたっぷりなのもベトナム式。勢い良く飲むと一瞬でなくなります。
【12】マネキンが凛々しい
ベトナムのマネキンはとってもお洒落。眉毛にアイシャドウ、化粧している人が結構います。しかし化粧する前に、ズラをかぶせてあげた方がいい気もします。
いかがでしたか?今回ホーチミン市のみで1週間ほどの滞在だったにも関わらず、色々と見つける事ができました。やっぱり、海外は日本の常識では考えられないような事があって面白いですね。ベトナムは人もやさしく、食べ物は日本人好みの味付け、気候も過ごしやすいので、とても居心地がよい国です。ぜひぜひ行ってみてください。