沖縄県立美術館が内間安瑆展で県内初の「美術館 x AR(拡張現実)」を発表
2014年9月25日 木曜日 | AR
みなさまこんにちは。「ドキュメント72時間」を観ないと一週間が終わらない安田です。
さて、このところレキサスでは毎週(多いときには一週間に2つのペースで)プレスリリースを行っているのですが、その中のひとつ「沖縄県立美術館 x AR」について各方面からさっそく反響を頂いています。これが実際どんなものなのか、まずは以下の映像をご覧下さい。
こちらのARですが、世界的な木版画家、内間安瑆(うちまあんせい)さんの代表的なシリーズ「Forest Byobu」の一作品をAR化したものとなっています。詳細は以下プレスリリースから抜粋してご紹介します。
今回の展覧会では、沖縄県立博物館・美術館と当社によるコラボレーションが実現。内間安瑆の版画作品を新しい解釈でデジタル化し、さらにAR(拡張現実)技術を駆使することで作品に新たな命を吹き込みました。来場者の皆様は、内間作品の深い魅力をスマートフォンもしくはタブレット端末を介して体感することができます。
同美術館ではこのAR体験を、「いろとかたち」つまり色彩や造形の美しさを直感的に楽しみながら発見してもらうイベントと位置づけています。美術館での本格的なアート体験は初めてという方、ふだん美術館に足を運ぶことが少ない方、また特に子どもたちにも、本来アートが持つ楽しさや驚き、新たな発見といった要素を、スマートフォンやタブレット端末を通して自分の目と耳で直接感じてもらうことができる、これまでにない取り組みとなっています。
今回のAR化にあたっての技術的な手法としては、作品の中にある色の情報(色相/明度/彩度という色の三属性のうち、今回は色相と明度の2つの属性情報)を全て数値化し、その値に基づいてARの動きに一定の法則性を与えています。これにより、ひとつの絵画空間の中に潜む色彩の空間配列がARによって文字どおり視覚化され、ダイナミックに体験できるようになっています。
県内では沖縄タイムスさんや琉球新報さんにも紙面で大きく取り上げて頂きました。また、マイナビニュースさん、朝日新聞さん、YahooニュースさんのWebサイトでもご紹介頂きました。
レキサス、ARでアートを体感できる美術館アーティスティックプログラム
http://news.mynavi.jp/news/2014/09/18/146/
3次元映像で版画楽しむ レキサス社開発
http://www.asahi.com/articles/ASG9R6HC8G9RUEHF00Q.html
という非常にありがたい状況なのですが、今回のAR、本質はやはり内間氏の作品自体の凄さにあります。ぜひ皆さまにも沖縄県立美術館に足をお運びいただき、内間氏の渾身の作品群を生で鑑賞いただいた上で、私たちのAR作品をお楽しみ頂きたいと思っています。
展覧会名:「色彩と風のシンフォニー/内間安瑆の世界展」
主催・会場:沖縄県立博物館・美術館
会期:2014年9月12日(金)~11月9日(日)
時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館30分前まで
休館:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館となります)
料金:一般800(640)円/高校・大学生500(400)円/小・中学生300(240)円
※( )・・・団体20名以上
【ARプログラムについて】
プログラム名:美術館アーティスティックプログラム
「ART×拡張現実」
主催:沖縄県立博物館・美術館
共同企画:株式会社レキサス
会期:平成26年9月12日(金)~11月9日(日) ※内間安瑆展会期中
会場:沖縄県立博物館・美術館 エントランス 内間安瑆展
屋内ターポリン前(展覧会場入口)
備考:AR体験は入場チケットをお持ちの方のみご利用頂けます。
また、インターネットに接続できるスマートフォンもしくは
タブレット端末をご持参下さい。