就職活動って何だろう。 (今津新之助)
2007年4月20日 金曜日 | その他
こんにちは。新卒採用担当の今津新之助です。
最近、学生さんと面接させていただいています。
「疲れるでしょ、おつかれさま」などとねぎらっていただくことも多いのですが、
僕の場合、実は、逆にかなり元気をもらっているのです。いつもより元気なくらいです。
さてさて、かなり乱暴な言い切りをさせていただきます。
採用担当者が聞きたいのは、次の2点です。
1.あなたはどこから来たのですか?
2.そして、どこに行きたいのですか?
う~ん、違う言い方をしてみましょう。
1.あなたはどんな人間ですか。これまで何をしてきましたか。
2.この世に何を残したいと思っているのですか。どうして当社で働きたいのですか。
またまた別に言い方をしてみましょう。
1.自己PRをしてください。
2.志望動機を教えてください。
採用現場で、面接官は、何をみているのでしょうか。
僕自身は、その一つとして、その人の可変性をあげたいと思います。
チャレンジしている人間は、変化する可能性がある。
変化し続けることができる人なのかどうか。
「学んだことの唯一の証は、変わることだ」
これは、僕が尊敬している、ある教育実践家の言葉です。
変わることができるのは、謙虚な姿勢と素直な姿勢が必要不可欠です。
今目の前にあることに、たんたんと丁寧に誠実に素直に向き合っていれば、人間は変わっていきます。
即戦力を求める時代です。
しかし、現実的には、即戦力の学生を探すことは至難のワザ。
だとしたら、その学生が、どれだけ成長の伸びしろがあるかを見極めていくことが大切なんですよね。
先日の面接で、彼は、チャレンジしていました。
彼のチャレンジする姿勢が、びりびりと伝わってきて、思わず涙が流れそうでした。
残念ながら、彼は、次の選考には進めなかったけれど、彼は僕の心のなかに残っています。
面接官の顔色をうかがって、あたりさわりのない表面的なことを言うのではなく、
自分の胸のうちを率直に素直に語りきろうとするチャレンジ精神をもっている人に、僕は魅力を感じる。
そのことは、先日の僕のブログにも書きました。
http://lifeschool.ti-da.net/e1481620.html
残念ながら、次の選考ステップに進めない学生の数のほうが多い。
申し訳ないのだけど、これが現実です。
レキサスには、魅力ある人ばかりが応募してくださっている。
ありがたい。本当にありがたいです。ありがとうございます。
社長や専務と話しています。
もっと多くの雇用を生み出せる会社にして、新卒採用の枠も広げていこう、と。
レキサスで働くことを希望してくれたあなたへ。
就職活動を通して、なりたい自分に近づいていってください。
一日一日、一瞬一瞬を大切にして、全てを「出し切る」生き方をしてください。
それを継続していけば、あなたの人間性は高まり、きっと、あなたにぴったりのご縁が現れるはずです。
そして、社会人になるまでの1年間で、決してぶれない自分軸を確立していってください。
出会ってくれて、本当にありがとう。
2007.4.19.
今津新之助