シリコンバレーで仮想化やクラウドコンピューティングを想ふ…「序章」
2008年12月9日 火曜日 | その他
こんにちわ。
iDCソリューションチーム所属の山川です。
唐突ですが、
先月の11月17日より一週間アメリカ・シリコンバレー界隈に行って来ました。。。
ので、
これから何回かに分けてシリコンバレー訪問で”感じたこと“や”レキサスiDCサービス展望“について”妄想”を限りなく具現化・実現する方向も踏まえ(た)報告をします!
アメリカ訪問の目的は、今年2008年より急速に日本でも広がりを見せている「仮想化」「クラウドコンピューティング」についての実勢調査。
セールスフォース、Google、AmazonのEC2・S3に代表されるように、一足先にクラウドコンピューティングをインフラサービスのモデルとして提唱し、具現化し、席巻しているアメリカです。データセンタの運用に係わるエンジニアの端くれとしても、ここ最近の最大の関心事です。しかも、ネットワークのハードウェアベンダの世界まで「ハイパーバイザ」のようです。。。
ビジネス・技術セミナーへの参加、クラウドコンピューティング関連企業の訪問(もちろんiDC視察あり)、エキスポ参加ありとフル稼働で知恵熱が溢れる一週間でした。
日本国内では、2008年に入ってようやく「仮想化されたインフラの本格的導入普及年」の観があり、
「ハイパーバイザはVMware? Citrix Xen? Microsoft Hyper-V? RedHat KVM? いやオープンな実装で?」「パフォーマンス的にどう?」
「ソレデハそれではストレージは?」 「SLAは?」
と、ケンケンガクガクしておりますが、その仮想化の技術基盤を、
「いち早く」
「ビジネスや企業内IT基盤を支え、かつ、(ROI(Return On Investment:投資利益率)、SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)的に)企業活動を推進・躍進させるインフラ」
と捉えてITインフラサービスを展開しているアメリカは「さすが。。。」と、あらゆる個人的な意味深な含みも持ちつつも、企業訪問やエキスポ参加を踏まえて痛感したしだいです。。。
で、この状況で”チラリホラリ”日本でもクラウドサービスの展開(関心含め)が各事業者に見受けられます。。。
「IaaS(HaaS)」「PaaS」「SaaS」。。。
「X As A Service」は一体何なのだろうか。。。
初回から総論になってしまう観がありますが、
「しかしながら」
「クラウドコンピューティング(そのサービスモデル)」
は、
「マダマダ成熟過渡期(SLAにおいて)」
「ビジネス先にありきのITインフラのサービスモデル(スタートアップ企業向けか?)」
とも実感した機会にもなりました。
では、そういうことも踏まえてデータセンタインフラを提供する我々は、この状況に対して、どうしたらよいのか、どうあるべきか?利用者視点も交え考え書いていきます。
支離滅裂と余談も挟みつつ、つづく。。。