内閣府主催のRESAS活用ハッカソン「沖縄ミライHack Days」参加フォトレポート
2017年2月21日 火曜日 | BIZ & TECH
こんにちは、安田です。
当レキブロでもご案内していました内閣府主催のハッカソン、「沖縄ミライHack Days」が2月11日(土)〜12日(日)の2日間にわたって沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催されましたのでフォトレポートしたいと思います。
OISTシーサイドハウスからの眺め。いつ来ても最高ですネ〜。
「沖縄ミライHack Days」いよいよ開幕〜。
今回のハッカソンでは、内閣府が提供するRESAS-API、もしくはRESASデータを主に使用したアプリ開発を行うことが目的となっています。
<RESASとは?>
地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、地方自治体の様々な取り組みを情報面から支援するために、 まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し 可視化するシステムです。 2016年11月にはこのRESASの可能性をさらに広げるためにRESAS-APIが公開されました。
RESASの背景説明など。2040年の消滅可能性都市が896市区町村、うち人口1万人未満が 523市区町村あるそうです。この状況への課題解決のひとつの切り口という意味合いも含めて提供されています。
「お題」
1分間で
自分にとってこれが無くなったら
自分が好きな沖縄じゃない!
をとにかく書き出そう。
他の人たちからの星が9個以上ついたメンバーのプレゼンを聞いて、どのチームに入りたいかを投票します。
そこで決まった今回のチームは以下。
チーム『Matsuri』
ローカルな祭をグローカルに。祭に伴う関連情報のつぶやきまとめを自動化。
チーム『MyGO』
乗り換えのバス停問題を視覚的にも地図的にも解決するアプローチ。同じ名前のバス停の見た目の違いや、移動ルート、バス停までの経路や乗り換えも表示。
チーム『やちむん』
やちむん(=沖縄の焼き物のことですね)の付加価値をあげるためのデータ分析と連絡ポータル。kintone × RESASで年間商品販売額や地域別流入などから課題をデータで把握。
チーム『Coffee』
沖縄県産コーヒー就労者向けサービス。耕作放棄地をCoffee畑にしてビジネス支援など、生産者による販売支援エコシステム。耕作放棄地率や農地流動化率をRESASにて取得。
受賞したのは?!
まずは審査員特別賞『壺にハマったで賞』。やちむんチームが受賞!
そして栄えある『沖縄ミライHack Days最優秀賞』はチーム『Coffee』が受賞しました! RESASデータ利用のうまさ、デザイン、リアリティ、独創性などで満場一致の受賞となりました。
今回のハッカソンはレキサスも特別協力という形でサポートさせて頂いたのですが、やはり沖縄では「観光」と「テクノロジー」をどれだけしっかり結びつけられるかが、今後沖縄がさらにどれだけ伸びていけるかに大きく関係していると改めて思いました。そういう意味でもこういったRESASのような「データ」をいかに活用できるか?がキモ。。観光に携わる方々と、テクノロジーに携わる方々の、業界という垣根を越えた強いつながりが必須ですね。
ということで、今回参加して頂いた皆さん、運営チームとして奔走された皆さん、2日間本当におつかれさまでした!!!