しまんちゅ隊員が創る未来の沖縄
2011年7月4日 月曜日 | その他
こんにちは!
テクニカルソリューションチームで
新人エンジニアをしております、前田です。
昨日(2011/7/3)に、JICA沖縄で開催されました
「島人(しまんちゅ)隊員が創る未来の沖縄シンポジウム」に
弊社代表 比屋根が基調講演の講師として参加させていただきましたので、
そのご報告と、私なりの感想も込めながら記事を書かせていただきます。
島人隊員とは、
青年海外協力隊として海外で2年間の活動をして、帰ってきた沖縄県出身の隊員のこと。
シンポジウムのテーマとしては、
「沖縄を自立・発展させていくために、いま私たちができること」
です。
1.弊社代表比屋根の基調講演
比屋根は講演の中で、
「レキサスの目標である”2000億円の売上を出す企業”を実現していくことが、
(基地関連収入に依存している)沖縄県経済の自立につながる。」
というレキサスの想いを島人隊員へお伝えさせていただきました。
▲比屋根のプレゼンテーション風景
▲写真右は元沖縄県知事:稲嶺恵一氏※
※現在は沖縄県青年海外協力隊を支援する会会長をされていらっしゃいます。
2.ITを使ったソーシャルビジネスの紹介
ちなみに、私は比屋根の基調講演の枠で
ITfrogs1期生として企画・開発しました「ITを使ったソーシャルビジネス」の背景や目的、目標を紹介させていただくという
とても貴重な機会をいただきました。
(カメラマンも兼任していたので、自分の写真だけがないことに気づきました…トホホ。)
また、島人隊員の中には言葉も通じない国・地域で
地域の問題に取り組み・活動してきたという同年代の方もいらっしゃったので、
負けてられないー!! と非常に刺激を受けました。
3.島人隊員が派遣地域で得てきたもの
ここで、
島人隊員の言葉で印象深かったものを紹介させていただきます。
「地域の発展には何か物やお金をあげるだけの支援ではなく、その地域が発展する仕組みをつくり、その仕組みの中で人が動くようにする事が重要である。」
結局は、地域の人が地域の問題を解決していける事が大切なんですね。
これはおそらく、ここ沖縄でも同じ事が言えると思います。
「沖縄(という地域)の自立」を目標に掲げているレキサスにとって
ただ売上を出すだけでは不十分、より多くの県民を巻き込み、県民が一体となって沖縄経済を活性化させていくような仕組みを創っていく必要があると感じました。
ちなみに、
3年間企業で働いて後に休職し、青年海外協力隊として派遣された方々も多いそうです。
ぜひ、みなさんの将来のステップとして
青年海外協力隊への参加を考えてみてはいかがでしょうか!?