CPUは自分でつくれる!
2011年7月1日 金曜日 | その他
您好 宮里です。
今日は珍しく本のご紹介をしたいと思っております。ご紹介する本はズバリ「CPUの創りかた」という本です!
見た目だけみると、大分とっつきにくい方もいるかもしれませんが、内容を見れば納得するはず。電子工作本として、結構良いレベルのトピックを扱っている割には、かなり親切に且つ丁寧に書かれています。前書きで、筆者いわくオームの法則を知っている程度であればOKというくらいです。
しかしながら一番必要なのはCPUを自作することに興味があるかないかですよね。好きこそものの上手なれです。
で、どんな人にぴったりかという話ですが、
自作で4bitCPUを作りたい人
電子工作を始めたいけど、基礎がわからない
コンピュータがどうやって動くのか知りたい
CPUを作る事が趣味
萌えつつCPUをつくりたい
etc…
たいていアキバで手に入るパーツを使っていますので、高価なボードなどを買わなくても大丈夫!しかしパーツそろえていく間に、アレこんなにお金使ったっけ、っていう状態にはなるかもしれません。
私も全て読んだ訳ではないのですが、心に響いたところは、コンピュータの構成要素から、パーツの説明まで、1つ1つ初学者がつまりそうなところに対して丁寧に説明してくれるところです。
ALUとはなにか、レジスタってなに、プログラムカウンタって? ということを知る為に、論理回路ってなに? マシン語って? プルアップってなに? といった基礎的なところから教えてくれます(ちょっと最後の一つのたとえが仲間はずれな感はありますが…)。
なので、この本を読了すれば、ある程度の電子工作はお手のもの! になっているに違いありません。
ということで、興味ある方はAmazonでも色々なレビューがありますので、参考にして是非読んでみて下さい!
P.S.
なんでちょっとこんな本をご紹介したかと申しますと、最近また工作熱がでてきたからであります。。最近拾ってきたお気に入りのジャンク品をパシャリ。キータッチが素敵です。