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TT#3 Internet Explorer6でHTML5の世界へいざ給へ

先月、とある会議で私は8月度Tech Talkのプレゼンターを任されました。「テーマはHTML5で、あとはヨロシク 」とのこと。準備期間は1ヶ月、用意された枠は30分、私が経験したプレゼンは最長10分…。

こんにちは。熊澤です。

上記の様な経緯で、8月度Tech Talk(社内勉強会)が先月催されました。

HTML5 Presentation
(今回のTech Talkはインターンに参加している学生さんにも参加して頂きました!というのも、今回のインターン課題はHTML5に密接に絡んでいます。右手前ではHRチームが社内生放送を行っています。)

HTML5はまだ策定中ですし、下位ブラウザの互換性も問題もあります。どの様な発表にするか1ヶ月悩んだ挙げ句、「策定中であれば策定中なりの発表を」という方針の下、下記のテーマを柱として発表を決行しました。また、参加者に手を動かして実際のコード、挙動を確認してもらいHTML5に親しんでもらうため、いくつかサンプルを用意しスライド資料には短縮URLを掲載してみました。

発表テーマ

・HTMLの仕様はどうやって決められているのか?
・現状、どこまでHTML5の機能は使えるのか?

「教えることは学ぶこと」とはよく言ったもので、事前の調査で数々の事実が明らかになりました。その中の一部をこの場を借りて借りてご紹介したいと思います。

HTMLの仕様はどうやって決められているのか?

W3Cにて公開されている資料を読むと、今回HTML5の制定方針が紹介されています。
http://dev.w3.org/html5/spec/Overview.html#introduction
[1.1 Backgroundや 1.4 History等が制定方針にあたるかと思います。]

加えて、HTML5で追加された要素名やプロパティ名でメーリングリストを検索すると、各機能がどういった方からどういった要望があって仕様に組み込まれたかを遡ることができます。
HTMLについての議論ML
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html/
CSSについての議論ML
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-style/
最近はこんなMLも登場しています。ARについてのML
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-ar/

MLを遡って気付くのは、HTML5で採用となりつつある仕様は各ブラウザにて独自実装されたプロパティを参考にしていることが多いという点でした。
ということで、最後に今回記事のタイトルの由来となったプレゼンテーションの一幕をご覧頂きたいと思います。HTML5を使った製品リリース時に、製品を通じてまた皆さんにお会いできれば。
Intenet Explorer 6とGoogle ChromeブラウザのHTML5対応状況(サンプルはランダムに抽出)

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