Google x 琉球大学河野研 x 未踏ユース公開講座のお知らせ
2012年12月19日 水曜日 | レキサスアカデミー
こんにちは(*^ー^*)
ヒューマンリソースチーム、徳嶺です。
LexeusAcademyで講師を務める安川要平さんが、琉球大学の公開講座で講演をなさるそうです。明日開催ですが、Googleや未踏ユースプロジェクトのお話が聞けるいい機会ですのでぜひご参加ください。
Google x 琉球大学河野研 x 未踏ユースの関係者で公開講座
日時:2012年12月20日(木) 16:00-20:00
会場:琉球大学工学部1号館5階会議室
※ 当日に収容が困難な人数となった場合は変更の可能性があります。
参加申し込みはこちらから。
IT分野における技術革新はマイクロソフトやアップル、フェイスブック等の
例のように一部の独創的な突出した才能を有する者より創出されてきており、
我が国の産業競争力強化のためにはこうした突出した人材を発掘・育成する必
要があります。
経済産業省管轄の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、ソフトウェア
関連分野の独創的なアイディア・技術やビジネスシーズを有した若い「突出し
たIT人材」を発掘・育成するために、未踏IT人材発掘育成事業(通称:「未踏
事業」)を実施しています。
この事業の最大の特徴は、産学界の第一線でご活躍の方をプロジェクトマネー
ジャー(PM)としてお願いし、PMの「独自の目利き」で若い突出したIT人材の
発掘・育成を行っている点です。
本説明会では、下記の通りPMのお一人である藤井彰人氏をはじめとする未踏
事業で輩出したクリエータの方々の講演を行い、未踏事業の魅力を皆様にお伝
えしたいと存じます。
内容
未踏プロジェクトマネージャー講演
「未来のクリエーターのみなさんへ」
講演者:藤井 彰人氏
グーグル株式会社 エンタープライズ部門
シニアプロダクトマーケティングマネージャー
長年にわたる米国IT企業に勤務した経験を踏まえて、今後期待される
IT分野を簡単に説明するとともに、3年間以上の未踏PM経験から、数名
のクリエーターの事案を紹介し伸びるクリエーターの共通点などを紹介
します。
未踏クリエータ講演
「ourcam: デジタル・フォトグラフィのためのオンサイトプログラミング環境」
講演者:大島 遼氏
2011年度未踏事業クリエータ
慶応義塾大学SFC研究所 研究員
2011年度の未踏事業で開発した「ourcam」を紹介します。ourcamはカメ
ラ機能のプログラミング、および写真とプログラムを紐づけた状態で共
有することが可能な、iPhone上で動作するカメラアプリケーションです。
ourcamには以下の3つの大きな特徴があります。
・プログラミングできるカメラ
・写真とプログラムを紐づけた状態での共有
・スマートフォンにおける、直感的なプログラミングインタフェース
未踏クリエータ講演
「将来の仕事を楽しむために学んでおくべきこと」
講演者:玉城 絵美氏
2008年度上期未踏事業クリエータ
東京大学大学院 総合文化研究科 特任研究員
H2L株式会社 代表取締役
2006年琉球大学卒業
研究、課外活動や未踏を通して学生の間に学んでおいて良かった技術や
体験して良かったことをお話します。また、現在の活動とともに、学生
の時に得た技術や体験が実際の仕事にどう活かされているのかも紹介し
ます。
2012年度未踏プロジェクト紹介
「材料の伸縮性を生かした材料加工および曲面造形システムの開発」
講演者:大嶋 泰介氏
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
本プロジェクトでは、dukta(ダクタ)と呼ばれる板材をゴムのように
柔らかくする加工法を用いて、数学的に定義された滑らかな曲線(パラ
メトリック曲線)をコンピュータ上で設計し、それを元に板材の“曲
げ”を製造するための設計システムを開発しています。本システムでは、
設計者がコンピュータ上で描いた(ほぼ)任意の曲線元に、自由な曲げ
加工を金型なしに瞬時に実現することができます。したがって、ある場
所の周辺環境に適応した家具やインテリアや特定の個人にカスタマイズ
されたプロダクトなどを瞬時に誰でも簡単に実現することができます。
さらに、綾線面(例えば螺旋構造の様な曲面)等の造形も本システムで
実現し、最終的には従来の手法では実現不可能であった複雑な形態のプ
ロダクトへ応用可能な設計システムを目指します。
2012年度未踏プロジェクト紹介
「思いを叶える視覚駆動バケットリストの開発」
講演者:安川 要平氏、比嘉 正栄氏
沖縄在住のフリーランスエンジニア
本プロジェクトでは、やりたい事リスト(Bucket List)を視覚的に管
理するウェブサービスを開発しています。具体的には、行きたい場所や
会いたい人、作りたいモノなどを、画像中心に管理できるようにして、
自分が本当に「やりたい!(want)」と願っていることを、ワクワクす
る気持ちで取り組めるようにサポートするウェブサービスです。画像を
中心にしてBucket Listを管理することで、「やらなくてはいけない」
といったネガティブなイメージを含ませずに、「やりたい!」というポ
ジティブな気持ちを後押しすることを目指します。
IPAの事業紹介
講演者:IPA 神島 万喜也氏
以上。
ぜひみなさまご参加くださいませ!