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DBサーバを負荷分散してみます。(その3)

前回は、MySQLCluster のManagementNode、Cluster node、SQL node の設定について
説明しましたので、今回は実際にMySQLClusterを起動させて、動作を確認したいと思います。

まずは、管理サーバで、ManagementNode を開始させます。
コマンドは以下の通りにフルパスで指定するのが良いかと思われます。

#/usr/local/mysql/libexec/ndb_mgmd -f /var/lib/mysql-cluster/config.ini
 

次に、DBサーバ1、2でそれぞれで、Cluster と MySQLを起動させます。
コマンドは以下の通りとなります。

まずはCluster nodeを起動させます(初回起動時のみ –initialのオプションを付与します)

#/usr/local/mysql/libexec/ndbd –initial
 

次に、MySQL(SQL node)を起動させます。MySQLの起動ファイルは、MySQLのソース配下の
support-files/mysql.serverを使用します。

#mysql.server start
 

全ての機能が正常に稼動してるかは、管理サーバから確認できます。

# /usr/local/mysql/bin/ndb_mgm
 

showコマンドで以下のイメージの通り表示されれば、正常に稼動しているということになります。

それでは実際にデータを入力してみたいと思います。
DBサーバ1にテストのテーブルを作成しデータを入力します。
テーブルを作成する時に、「 ENGINE=NDBCLUSTER; 」を指定することで
MySQLクラスターの機能が動作します。

データの入力ができていることを確認します。

次にDBサーバ2からもMySQLに接続し、同じデータが格納されていることを
確認します。

MySQLClusterのインストール、設定、テストは今回までで以上となります。
次回は、このMySQLのチューニングにチャレンジしたいと思います。

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