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レキサスブログ

新フォトカードサービス「cazatte」はレキサスの合宿プログラム「F.E.E.L.」から始まった!

こんにちは、安田です。沖縄はもう梅雨明けのようなお天気です。

さて、先月株式会社グリーティングワークスさんから「cazatte(カザッテ)」という新サービスがリリースされたのですが、実はこちらのcazatteの企画・開発にはレキサスも初期段階からご支援させて頂いておりまして・・・! ということで、今回はcazatteというサービスのご紹介、そしてレキサスがどのように関わらせて頂いたかをお伝えしたいと思います。

1.そのまま飾れるフォトカード「cazatte」とは?

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まずはcazatteというサービスの概要を以下に箇条書きにしてみました。

  • 写真を選ぶだけで簡単にフォトカードが作れるスマートフォン専用アプリ
  • 「cazatte」は、特別な瞬間を大切な人と共有してほしい、という想いから生まれた
  • 複数の宛先に対し同時にフォトカードを送ることができる
  • 裏面のスタンドを起こすと自立する構造になっているので、届いてすぐに玄関やリビングなど、好きな場所に飾ることができる
  • 友達招待機能を使えば1枚無料になるので、初めての人でも気軽に使っていただける

つまり、上記のようなかわいいスタンド付きフォトカードを、スマートフォンからカンタンに、大切な人に届けることができるサービス、ということですね。

cazatteの特徴は以下となっています。

  • スマートフォンにある写真を選ぶだけで、簡単におしゃれなフォトカードを送ることができ、届いてすぐに飾れる
  • 年賀状をカメラで撮るだけで、自動で住所録を作成してくれるスマートフォン専用アプリ「カシャポ」とも連携しているので、その住所録をcazatteの宛先として利用することができる。
  • 季節やイベントに応じた絵柄が毎月追加されるので、誕生日をはじめ、こどもの日、ひな祭り、ハロウィン、クリスマスなど、用途に合わせたデザインにすることも可能。
  • しっかりとした厚紙に角丸加工を施しているので、小さなお子さまがいるご家庭でも安心してご利用可能。
    自分だけでなく、家族や友人にも送って一緒に喜びを分かち合う。そんな体験をcazatteがお届けします。

さらに詳しくは、ぜひ「cazatte」プロダクトページをご覧ください!
http://cazatte.com/

2.「F.E.E.L.」から始まった、cazatteの企画開発支援

レキサスでは2016年7月から、新規事業創出向け合宿プログラム「F.E.E.L.(フィール)」を沖縄から提供しています。F.E.E.L.にはすでに6社約30人の、各業界のリーディングカンパニーの方々が参加。レキサスはこのF.E.E.L.を通じて各社さまの新製品の企画立ち上げ支援をさせて頂いています。

レキサス合宿中

今回サービス提供がスタートしたcazatteもその企画開発課程でF.E.E.L.にご参加いただきました。参加者は、CEO/事業責任者含め総勢8名に加え弊社のエンジニア・デザイナーの3名で、プロジェクトの主要なメンバーが集結しました。

F.E.E.L.では主に、以下の3つを優先的に議論します。

  • 「CUSTOMER 顧客は存在するか」
  • 「PROBLEM 顧客顧客の課題は実在するか。気付いているか?」
  • 「SOLUTION プロダクトは問題を解決できるか」

チームでプロダクトを作るには、上記のような基本的事項を全員が共通認識を持つのはとても大切なことです。ずれたまま開発を進めると、後戻りが増え、顧客の課題を十分に解決することができなくなります。合宿スタート時には、上記のCPSの認識はメンバー間で”だいたい”一致していて、”微妙”に違うということがほとんどです。

上記はLeanUXの考え方を導入していて(詳しくは書籍「Lean UX ― リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン」などをご覧ください)、成果物としては、

  • プロトペルソナ:顧客のプロトタイプの仮説を立てる
  • 6up sketches : 顧客の課題を解決するストーリーを6コマ漫画で表現する
  • リーンキャンパス : プロダクトが課題を解決しているか、優位性があるかなどビジネスに必要な最低限の確認事項を素早く確認するための項目をまとめる

の3つになります。特に、プロトペルソナと6up sketchesは、全員に書いてもらい、メンバー間で認識のずれがあることをお互いに確認しあう、という時間を取り、その後、グループワークを経由して唯一のプロトペルソナと6up sketchesで表現されるユーザ体験を決定します。

これにより、全員が仮説として一致した顧客像・解決方法を理解し、足並みをそろえてプロダクトを開発できるようになります。リーンキャンパスは、グループでディスカッションしながらまとめ、こちらも最終的に唯一のリーンキャンパスを決めます。また、完全ではなくても損益分岐点が分かる程度の事業シミュレーションや、ポジショニングや競合調査など必要な検討も行います。

cazatteもプロトペルソナ、6コマ漫画はいくつか候補がありましたが、議論を重ねて何度も書き直すことで、共通認識の厚みが増していきました。

このような合宿経験を通して、チームが一丸となってプロダクト開発に邁進するムードが醸成され、以降コミュニケーションロスが発生することなくローンチまでこぎつけることができました。特に複数の企業にまたがって開発をする場合に発生する目に見えない「企業の壁」を取り除き “One Team” として動くためには、合宿は最適な選択肢と言えます。

いかがでしたでしょうか? まわりの大切な人たちに、心のこもった贈り物をスマートに届けたい・・・そんなシチュエーションにぴったりのサービス「cazatte」。スマートフォンアプリは現在iOS版が提供されていますので、ぜひお気軽にこちらからダウンロードください。

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