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レキサスブログ

ECO齋藤 匠さんインタビュー!

今回は、レキサスのECO(エンジニアカルチャーオフィサー)となった齋藤 匠さんを直撃!
レキサスでどのような活動をされているのかなどのお話を伺いました。

プロフィール

ーーまずはこれまでの簡単なプロフィールからお聞かせください。

齋藤 新卒で富士ソフト株式会社という会社に入社して10年ぐらい、2012年までエンジニアとして金融系のシステム開発に携わったり、PMOとして社内のプロジェクトの監査みたいなお仕事や、トラブル対応などしていました。

ただ自社サービスに関わりたくて、2012年に株式会社サイバーエージェントに入社後、インフラ・バックエンドエンジニアとして従事しましたが、マネジメントの方が得意だったこともあり、エンジニアを管理しながらシステム責任者みたいなことをいろいろやっていました。エンジニアも増えてきて、エンジニア育成もやっていくうちに、サイバーエージェントで初めてできた「技術人事」としてエンジニアの育成を中心に活動したり、グループ会社のエンジニア・デザイン組織の改善などをしていました。
後にエキサイト株式会社に転職後、人事責任者として組織作りや評価制度の見直しなどをやっていました。

レキサスには正式には昨年12月ぐらいから関わっています。
今はNPOの理事長として沖縄県のエンジニアの育成も並行で行っています。

休日の過ごし方や趣味など

ーーでは、プライベートなところで、休日の過ごし方や趣味など。
ドライブが好きだそうですが?

齋藤 そうです。結構車の運転とか好きで、家は神奈川にあるんですけど、その辺でも車走らせて東京に行ったり。
沖縄にいるときはレンタカー借りて、南は斎場御嶽 ( せーふぁうたき)やうみかじテラスに行ったり、北は本部や今帰仁まで行ったり、海中道路通って伊計島まで行って、うるマルシェで買い物して帰ったり。

ーーうるマルシェ好きですよね、どの辺が好きですか?

なんか扱ってる食材とかも美味しいし、外の店のたこ焼き?まるまる入ってるやつ、あれ好きなんです。また食べましたよ。(笑)

こっちではまだやったことないんですけど、バーベキューも好きで。神奈川の自宅は海から1キロぐらいのところにあるんですよ。夏場あったかくなると、海岸でみんな集めてバーベキュー。毎年恒例で、金曜日の午後半休取って、食材調達とかして、朝4時ぐらいに起きて場所取りして、設営だけして6時間以上ずっと待ってる、そんなことやってました。

ーーそれはいいですね、楽しそう!
ゲームも好きなんですよね。

齋藤 MMOとかRPGのスマホのゲームが好きですね。
敵を倒すための軍団(ギルド)を作って、そこで軍団長みたいなことをやって人を集めたりして。

ーーそこでも人を率いてるんですね(笑)

齋藤 そう、軍団同志の揉め事が入ると、チャットで調整とかしたりしてます。(笑)
あと、せんべろも好き。
一人で飲みながら、友人にその実況中継とかして遊んでます。(笑)

レキサスとの出会い

ーーそれでは、本題に入っていきたいのですが、そもそも匠さんがレキサスに参画するきっかけとか、皆詳しくは知らないと思うので、まずはレキサスとの出会いから教えてください。

齋藤 2019年の時に、共通の知り合いから「ぜひ会ってほしい人がいる」と言われ、比屋根さんを紹介していただいたのが出会いです。
その時から、沖縄のエンジニアを育ててほしいとか、「株式会社沖縄県」としての思いを語っていて、その思想が魅力的で、協力したいなと思って、その年にレキサス社員の何名かと面談させてもらったり、LeapDayなども見に行ったりしていました。

ちょうどその頃にコロナが流行ってしまって、一度ちょっと距離ができてしまったんですが、去年ぐらいからまた連絡取り合って、「エンジニアを育てるというNPOの構想を持ってて、沖縄でやるといいと思うんだけど」という話を比屋根さんに持ちかけたら、ぜひやりましょうという話になりました。

ECOになったきっかけ

ーーレキサスのエンジニアカルチャーオフィサーとなったわけですけど、その経緯や役割などをお聞かせください。

齋藤 レキサスと関わるようになって、まずは社員みんなと1on1で面談をさせてもらって、普段思っていることや、会社の課題と感じていることなどを聞かせてもらいました。
そこで感じたのが、学びたい意欲とかもありつつ、どこか暗い空気感もあったので、そういったカルチャーを変えていこう、そして沖縄で単価もしっかり上げながら、みんなの給与も上がっていくという流れを作っていきましょうという話になりました。

飲み屋で、なんて肩書きがいいか、なんて話をしていて、「エンジニアカルチャーオフィサー、略してECOとかいいんじゃないの?」ということでこの肩書きがつきました。

レキサスの強み・魅力、課題

ーー匠さんから見て、レキサスの強みや魅力、そして課題に感じていることはなんでしょうか?

齋藤 魅力で言うと、「株式会社沖縄県」という比屋根さんの思想、沖縄に貢献したいという思いはみんな持っているなと。開発して利益を上げる、ごく普通の受託会社よりは全然価値があるし、そういうマインドを持って新規事業を作っていたり、成長意欲も高い。

けど一方で、勉強会の進め方がわからない、仕事の進め方が分からないみたいなところもあるので、そういうところをアシストしてあげて、みんなで学び合うカルチャーを作っていきたいと思っています。
学ぶ意欲は高くて、良くも悪くも本当にみんな真面目、正直で素直だなと感じています。人の雰囲気はすごく良いですね。

ーー優しい人が多いですよね。ちょっと控えめな人たちも多いのは沖縄の県民性だと思うんですが、弱みでもあると感じています。

齋藤 東京スタイルでガンガン行く必要はなく、真似する必要もない。沖縄の開発モデルみたいなものがレキサスから作れると面白いと思う。
あと課題としては決定までに時間がかかることですね。月曜に会議があって、火曜日に問題起きると、来週の月曜日の会議で話しましょうってなることがあって時間がかかりすぎる。この辺の初動が遅いなと感じています。

ーーそういうスピード感は東京の感覚と比べるとやっぱり遅いですか。

齋藤 東京でもそんな動き方をするのは大企業とかであって、レキサスはそんな大企業っぽい動き方をしてますね。
チャチャっと物事を決めて動かないと、やっぱりそこのスピード感によって機会損失にもなっちゃうので。

ーー決めるっていう勇気もないのかもしれないですね。

齋藤 うん、そこは本当に経験値だと思うんですよ。ソフトスキルリーダーでさえ、その状態になってるので、決断をする経験をしっかり積めるようにしていきたいですね。

「株式会社沖縄県」としての比屋根隆の活動

ーー比屋根さんは、普段本社にいなくて、どんな活動してるのかよく見えないところがあります。
知らないところで、いきなり鹿児島に行ってたりしますよね。

齋藤 「比屋根隆徹底解剖」ってやったらいいんじゃない。(笑)
彼は「株式会社沖縄県」としての動きをしていますね。
その活動の中で、何か必要な役割が発生した時に、その役割を担えるパートナーをどんどん作っていってますね。

ある役割だとうむさんラボだし、システムを作るとなればレキサスだし。
若手の人材育成だとRyukyufrogsだったり。

ーーそういう動きのおかげでレキサスを認知してもらったり、共感してもらったりして、お仕事や案件にも繋がっていますよね。

比屋根さんの動きって独特だから、秘書みたいな人をつけて、ずっとついて回る人がいたらいいんじゃないかっていう声があって、その話を比屋根さんにしたら、学生インターンみたいなものを作ってもいいんじゃないか、みたいなことを話してて。

齋藤 それは以前にも話してましたよ。
比屋根さんに同行するインターン生をつけて、活動のレポートを発信していくみたいなのはやってもいいかもね。
そういう学生は集まりそうだよね。

ーー起業とかに関心があるような学生にはいい機会ですよね。

今後やっていきたいこと

ーー今後やっていきたいことはなんでしょうか?

齋藤 みんな、同じ案件をやり続けている状態だから、成長するためにちょっと違うことに触れるとか、仕事をやっている中で苦労するとか、みたいな感じでいろんな技術に挑戦できる環境をまず作ってあげたい。そのための仕事も持ってくるようにしたいですね。

ーー今、「真剣ゼミ」という愛称で、「新規事業をつくる人を真剣に育てていくゼミ」をレキサス社内で開催していますよね。

齋藤 真剣ゼミについては、まだまだ時間がかかるかな。新規事業ってプログラミングとかの技術の話だけじゃなくて、またちょっと違うパワーが必要。
集客するためのマーケティングだったり、プラスでこういうの必要なんだよっていうところを、長い時間かけて教えていくことで、事業の立ち上げってこういうことやんなきゃいけないんだな、考えなきゃいけないんだな、ということをまずは知識として入れていくということがまずできるといいかなと。

あと、今期、ソフトスキルリーダーという肩書きを新設したけど、そこにいるメンバーを最終的には経営層になるように引き上げていきたい。そのために、意思決定する、というプロセスもしっかり経験させるようにしていて、3年後に向けた次世代幹部育成という感じで今ちょうど動き出してる。
そして比屋根さんは会長とかになってもらって、「株式会社沖縄県」の目線で動く方がもっとパフォーマンスが出ると思う。

ーーそのソフトスキルリーダーのメンバーには「経営層レベルになってもらうことが目標です」みたいなことを伝えているんですか?

齋藤 2段階あって、まずはマネージャーに、次に経営層に、という風に伝えています。
まだ足元の現場だけを見ちゃってるんだけど、足元は置いといていいから、もっと先を見てどうしなきゃいけないのかっていう視座を上げるところを強化していっている。

やる気もあるし、ただ知識がないだけっていうところなので、バッターボックスに立たせるじゃないけど、その辺りの経験知見を共有したり、そういう場面に立たせる、というところは自分の方でドライブして、フォローしながらやっていきたいですね。

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