シリコンバレーツアー
2010年2月16日 火曜日 | その他
こんにちは, 下門です。
去る10~13日(3泊)の日程で, 沖縄からシリコンバレーに視察団がいらしていました。皆さま, 業界の第一線で活躍されている方々です。同視察の日程に合わせて, 弊社の比屋根もシリコンバレー入りしました。本日は同視察の訪問先とその内容をご紹介いたしましょう。
・スタンフォード大学工学部 アジア・米国技術経営研究センター
同大学の Richard Dasher 教授を尋ねました。同氏は日本のビジネスに精通していて日本語が非常に堪能でした。急成長する中国やインドなどのアジア諸国と沖縄が良い関係を築き, ビジネスを発展させるにはどうしたらよいのか等, 助言をいただきました。
実は, 今月の24日から始まる ITfrogs シリコンバレー研修において, 研修生が同氏を訪問する予定になっています。同氏の研究室では同大学の修士・博士課程の学生が研究スタッフとして働いているとのことでしたので, 研修生にとっては, 世界でもトップレベルの研究を行う学生と直に接する機会があるかもしれませんね。
↓Richard Dasher 教授(右)と視察団(左)
・小池良次 氏とのパワーランチ
IT ジャーナリストとしてシリコンバレーで活躍されている同氏と美味しいシーフードを食べながら, 次世代の沖縄の IT 産業について情報交換をしました。同氏曰く, 地理的な特性を活かしたデータセンター事業が将来の沖縄の軸になりえるとのことでした。そのためには, 電力の供給側と連携した効率的な電力管理やセキュリティ強化がますます重要になるでしょう。
↓次世代の IT 産業に対する意見を述べる小池氏(右から2番目)
・JETRO US. Japanese Business Innovation Center (BIC)
多くの日本の企業が米国に進出する際に抱える課題を教示いただきました。その後, 同センターのインキュベーション施設を見学させていただきました。
↓JETRO BIC の担当者(左)と視察団(右)
・Google 本社を訪問
同社で働く日本人エンジニアの方にホストをしていただき, 同社が誇る美味しいカフェテリアでのパワーランチの後, 社内見学をさせていただきました。同社の自由な社風についてエンジニアの視点で話をしていただいたのが, 非常に興味深かったです。
↓カフェテリア(テラス)近くの同社のロゴの前で記念撮影
・次世代型データセンターを見学
最先端の技術とアイディアにより, 従来のデータセンターよりもエネルギー効率が非常に高いデータセンターを見学しました。こちらでも電力コストの削減や冷却効率の向上などが中心の話題となりました。