こんにちは, 下門です。

去る9日から13日まで San Francisco にて Macworld が開催されました。私はエキスポと Apple の新製品である iPad の特別イベントに参加しました。

今年からは Apple が不参加であるため少しインパクトに欠けるも, エキスポ会場は多くの来場者で盛況でした。当イベントの主催者である IDG の発表によると, 展示ベンダーの数は250社以上, カンファレンスセッションは150以上, 来場者は２万人を超えたとのことです。

・エキスポ
会場では Mac や iPhone 向けアプリに加えて, ゲーム, iPhone・iPod のアクセサリ, 音響機器などが多く見受けられました。そのため, ビジネス層に加えて, 若いコンシューマ層も多く来場していました。展示会場の様子をフォトレポートでお送りします。

↓会場の入口

↓テーブル型のタッチパネル

↓色の濃淡を表現できるペンタブレット

↓音声を認識して文章の作成・編集, メールの作成・送信ができるソフト

↓Apple 不在の当エキスポで存在感を発揮する Microsoft と IBM のブース

↓子供たちにゲームの作り方をレクチャーしている様子

↓音楽系のセッションを行うステージ

・iPad Special Event
３月に発売が開始される Apple の新製品である iPad をテーマにしたトークセッションが開催されました。私が着いた頃には既に会場は満席であったので, いくつか併設された別室の１室にてスクリーン越しに聴講しました。

↓スクリーン越しにトークセッションを聴講している様子

同セッションの中では, iPad と Amazon の Kindle が比較される場面がありました。既に電子書籍の市場を先行している Kindle は書籍を読むことに特化したシンプルなデバイスです。一方, iPad の特徴は独自のユーザーインターフェースによる操作性と, マルチメディアとの相性の良さです。デバイスに加えて, コンテンツを提供するオンライン書店の充実も成功の鍵となるでしょう。iTunes Store や App Store を成功させた Apple が新設する iBook Store か, 既に先行する Kindle Store か, 今後も両プラットフォームの動向に注目です。