沖縄に地震が少ない理由 〜地質学的見解〜
2009年10月26日 月曜日 | その他
こんにちは、マーケティングチームの當眞です。
台風も過ぎ去り、今日の沖縄本島は久しぶりに晴れ間が見えて
出勤する道がヒジョーに気持ちの良いものでした。
台風が過ぎ去った後の、この爽快感はなんなんでしょうか。
このスッキリ感を大事にとっておいて、煮詰まった夜とかに味わいたいものです。
さてさて、そんなこんなで台風の多い沖縄県ですが
天気が荒れることは間々あるものの、
大きな地震はとっても少ないです。
統計的に地震が少ないことを特徴として、レキサスでも
データセンターでの
ディザスタリカバリのサービスを行っているのですが
沖縄県の地震発生率の低さを取り上げた、こんな記事を見つけました。
沖縄の地中に地震抑制の岩
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910220018.html
中國新聞 ’09/10/26
この論文は 10月22日に、イギリスの[The Neture]誌に掲載されたそうです。
この記事によると、多くの地震はプレート境界で発生するとのこと。
つまり、2つの海洋プレートが合わさっているところで1つのプレートが沈み込み、
あるタイミングでそれがハゼた時に、地震が起きる現象を取り上げています。
そして、沖縄の近くに位置するプレート境界線では「蛇紋岩」という柔らかい岩が
あると予測され、
そのやわらかい蛇紋岩の特性によって歪みが蓄積されないようです。
よって、沖縄に大地震が起きる可能性が少ない、との仮説を立てています。
大地震が少ないとなると、データのバックアップを沖縄でとっておくことで
万が一の際に、事業にとって生命線となるデータを安全に運用し、
エンドユーザーも安心してサービスを利用できるというコトですね。
この記事を読んで私は沖縄の民間伝承で
「なんやかんやありましたが、それからというもの
地震が来るたびに
大ヘビが村の人々を守ってくれているとさ」
というハッピーエンドな物語があるかも知れない、と妄想しておりましたが。。。
特にそういったものは見つかりません。残念。
というわけで、地質学的見地から見ても沖縄のデータセンターは
地震のリスクが少ない場所に立地しております。
レキサスiDCをどうぞよろしくお願いいたします!!