シリコンバレーで気づいた失敗と成功の方程式
2011年10月16日 日曜日 | その他
こんにちは、シリコンバレー勤務中の安田です。
さて、先日の前田氏のエントリーに「失敗したときこそガッツポーズ」というのがありましたが、わたしも実は最近、成功と失敗ということについて改めて思ったことがありましたのでそれを。
ふつうはみなさん(わたしも含めて)ただただ「成功したい!!」と思うわけですよね。
ですが、今ひとりシリコンバレーでいろいろやっている中で気づいたのですが、上記の考え方はあんまり正しくなくて、
一回の成功を目指すより、三十回の失敗を目指す。
というのがいいんじゃないかと思っています。なぜなら、
・実は成功から学ぶことはあまりないような気がする。
・失敗からは必ず何か学べるので、例外なしに成長に繋がります。
・数多く失敗するということは、常にチャレンジを続けていることの証し。
まぁずっと失敗ばかりでまったく成功しないのは問題でしょうけど、三十回失敗するうちの三回くらいは成功しますよ。だから心配はまったく無用。これはポジティブシンキングとかそういうことではありません。純粋な事実、だと思っています。
ただ、ひとつだけ鉄則が。これは若きスティーヴ・ジョブズ氏が社員に徹底して求めていたことなんですが、
同じ失敗は二度と繰り返さない。 (「繰り返したらクビ」 by Steve Jobs)
これさえ守れば、失敗は恐れるものではなく、確実に成長に繋がる、非常〜にウェルカムなものなんです。
さあ、みなさんも周りに呆れられるくらい失敗しまくってイイ加減にしろと言われるくらい恥かきまくりながら密かに成功に近づきましょう。