こんにちは。A&Dセクションの下門です。

本日は、東京にて開催されるJIPDEC※1主催の電子割符（秘密分散）※2をテーマとしたセミナーをご紹介します。

<※1>：経済産業省と総務省が所管しており、ISMSやプライバシーマーク制度の運用を行う機関
<※2>：ある情報をいくつかの分散情報に分割し、それをいくつか集めると元の情報が復元できる、これから広く普及が期待されるセキュリティ技術の一つ

どのような暗号方式でも全ての鍵を総当たりで解読しようとするといつかは正解にたどり着きます。ドッグイヤーと呼ばれ目覚ましく技術の進歩が進むIT業界においては尚更「絶対安全」ということはありえません。

そんな中、秘密にしたい情報を物理的に分割・分散して保管することで、そこには元の情報そのものが存在しないとしたらどうでしょう。これを実現する技術が電子割符（秘密分散）技術です。

当セミナーには弊社スタッフの荒木氏も講師として登壇し、弊社の電子割符（秘密分散）ソリューションをご紹介します。

同氏と私は、昨年よりエンジニア数名と共に電子割符（秘密分散）を活用した自社および他社連携事業のプロジェクトに取り組んでおります。同氏はこれまでの幅広い経験を活かして、我がチームを牽引しており、昨年10月に取得したテュフ ラインランド ジャパン「個人データ保護認証」やAPEC/TELMIN8への出展成功に大きく貢献しました。私にとっては目標のゼネラリストの一人です。

講演では主に、弊社の電子割符（秘密分散）サービスに加えて他社連携サービスの概要や特徴をお話します。さらには、国内初の「個人データ保護認証」取得の背景や詳細をご紹介します。

セミナーのプログラムは下記の通りとなっております。参加される予定の方は、定員数に限りがありますのでお早めにお申し込みください。

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『第9回電子情報利活用セミナー』

主　催　：財団法人日本情報処理開発協会（JIPDEC）
日　時　：2011年2月22日（火）　13：30-17：30（受付開始13：00）
場　所　：機械振興会館地下3階　研修-2（東京都港区芝公園3-5-8）
定　員　：60名（定員になり次第受付は締め切らせていただきます。)
参加費　：フォーラム会員　無料、一般　20,000円（税込）
お申込み：参加のお申し込みはこちら

■ キーノート
「REXエスクローサービスの概要」
寿精版印刷株式会社　ITソリューション事業部　主任
山口　叔史 氏

「Lexues iDCが提供する秘密分散ソリューション」
株式会社レキサス　コーポレートデザイン部　プロジェクトリーダー
荒木　健治 氏

「個人情報取扱業務での電子的割符活用事例」
凸版印刷株式会社　情報コミュニケーション事業本部
トッパンアイデアセンター　セキュアソリューション本部
戦略・企画推進部　電子認証Ｔ　課長
大竹　正敏 氏

「目からウロコ！　暗号技術を凌ぐ安全なデジタルデータ保管技術
が拓くクラウドの利活用」
大日本印刷株式会社　IPS事業部
セキュリティソリューション本部　開発部　部長
矢野　義博 氏

■ パネルディスカッション「割符のセキュリティについて」
モデレータ
財団法人日本情報処理開発協会　電子情報利活用推進センター
主席研究員　合原　英次郎 氏

パネリスト
寿精版印刷株式会社　ITソリューション事業部　主任
山口　叔史 氏
株式会社レキサス　コーポレートデザイン部　プロジェクトリーダー
荒木　健治 氏
凸版印刷株式会社　情報コミュニケーション事業本部
トッパンアイデアセンター　セキュアソリューション本部
戦略・企画推進部電子認証Ｔ　課長
大竹　正敏 氏
大日本印刷株式会社　IPS事業部　セキュリティソリューション本部
開発部　部長
矢野　義博 氏
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電子割符（秘密分散）のみをテーマにしたセミナーイベントは滅多にありません。「クラウドのセキュリティ対策に困っている」「暗号化だけでは不安」等、お悩みの運用担当者の方々には今後の運用の参考になるのではないかと思います。皆さま奮ってご参加ください。