こんにちは、安田です。

この6月4日(土)〜5日(日)、全国から多数のエンジニアが沖縄コンベンションセンターに集まり、セキュリティイベント「Hardening 100 Value x Value（ハードニング フォー バリュー バイ バリュー）」が開催されました。

沖縄コンベンションセンター会議棟Aにて。

この「「Hardening 100 Value x Value」、どんなイベントかと申しますと、、、（以下、公式サイトから抜粋します）

Hardening Projectで開催する競技は、基本的にチーム対抗で、脆弱性のあるECサイトへのハードニング(堅牢化)力の強さを総合的に競うコンペティションの形をとります。競技内容は、セキュリティを扱う人が貢献する、現実的な問題をどのように扱って頂くかに焦点があてられます。参加チームは、StarBED内に構築された、仮想のネットワーク環境で競技します。

例えば、この環境には、通常の機能で一定ペースで売上があがるアクセスのある、eコマースサイトが設置されている場合、着手から８時間というタイムプレッシャーのある中、このe コマースサイトの管理体制をしき、脆弱性を探し、必要な修正を施し、また、不意に発生する”インシデント”に対応しつつ、サイトを強化するというわけです。

このアプローチは、普段から知っている人と組む場合でもそうでない場合でも、「チーム」の判断力や独創性への試練となることでしょう。評価の基準としては、防御技術力のみならず、サイトの運営を維持する総合力、つまり攻撃に対する堅牢化、それと同時に売り上げの確保、ダウンタイムの最小化、そのためのコミュニケーションスキルのすべてを加味して勝者が決まるからです。これにより、ウェブサイトの安全性を追求する技術の啓蒙と人材の育成、またそうした技術の社会的認知の向上による健全なネット社会への進歩に貢献することを目指します。

Hardening イベントは、競技を中心としたHardening Dayと、その振り返りと表彰を中心としたSoftening Dayによって成り立っています。こうして、競争と協調の両方から、Hardening Projectのメッセージ訴求を最大化していきます。

そのようなわけで詳細は公式サイトや以下YouTubeをご覧頂きたいのですが、私も2日目の午後、少し会場を覗いてきましたので、会場の様子を軽く写真でお伝えしたいと思います。

YouTubeでの生中継部隊が入っていました（画面左側のデッカイモニターがあるところ）。
機材やブースもすっごく本格的でびっくり。。

お昼ご飯は本格的なカレーのケータリングが入っていました。

どのくらい本格的だったかというと、こんな感じで。

エンジニアの皆さん、海を眺めながらのんびりランチ中。

地元沖縄の企業によるパネルディスカッション。レキサスからはエバンジェリスト常盤木が登壇させていただきました（一番左）。

当日の様子は以下のYouTubeでもご覧いただけます♪
（上記パネルディスカッションは4時間25分あたりから）

ということで、肝心の結果発表ですが、なんと、レキサスのメンバーが参加したチーム「No Bee」が優勝いたしました＼(^O^)／　こちらの写真の中央で座っているのが、レキサスのセキュリティスペシャリスト又吉氏であります。実は彼、このイベントで優勝を勝ち取ったのは一昨年に続き今回で２回目なんですね。いやー、実に誇らしいです。。。

私は今回初めてこのHardening Projectのイベント会場に足を運んだのですが、こういうガッツリなテクノロジー系イベントとリゾート沖縄の相性ってとってもいいんじゃないかと感じました。参加者の皆さんにとって、緊張と弛緩のバランスが非常に良いのではと。なので今後もHardening Projectはもちろん、いろんなテクノロジー系のイベントをどんどん沖縄でやってほしいナ〜と思いました。