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CloudFrontを導入しました! Part1

ご無沙汰しております。IDCソリューションチームAWS推進担当の知花です。

 

最近、AWSのCDNサービス「CloudFront」をオンプレな環境のフロント側に導入する機会がありましたので情報を載せてみたいと思います。

今回、CloudFrontを導入したサイトは、現在のサーバ構成ではアクセス集中時の負荷が耐え切れずにサイトが閲覧しづらい時間帯が発生しているため、オリジンサーバ側の負荷を抑えるとともに、サイト閲覧の問題を解消するために、CloudFrontを導入しました。

 

導入構成としては次の図の通り。

CloudFrontを部分的に導入ではなく、サービスドメインごとCloudFrontに向けています。そのため、オンプレミスサーバへアクセスするためのドメインとして別のドメインを適用し、CloudFrontからアクセスさせるようにしました。

結果、これまでアクセスしづらかった時間帯にもサクサクで同時接続ユーザ数も大幅に増え、リクエストがだいぶ捌けるようになりました。

でも、、動的コンテンツが一部存在していて、その対応に四苦八苦してしまいましたが。。。(^^;

最後にCloudFront導入前と導入後のオリジンサーバのリソース利用情報をチラッとお見せします。

Before

このサイトは夜間にアクセスが増えるのですが、アクセス集中のタイミングでオリジンサーバリソースが逼迫されて、リソース値も取れていないことがわかるかと思います。

 

After

CloudFront導入後はオリジンサーバ側の負荷はガクンと減りました。

 

最後におさらい。

CDNサービスを用いることのメリット。

配信サーバ側でコンテンツがキャッシュされて配信されるため、オリジンサーバへの負荷が軽くなる。 その結果、必要な処理にサーバリソースを割り当てることができる。

ユーザ視点でみると、より近い配信サーバ側からコンテンツが配信されるようになるため、レスポンスがUPし、サクサク状態になる。 その結果、レスポンスが良い分、他ページへの遷移も増える。

 

 

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