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レキサスブログ

復習! IE6が対応していなかったCSS2 + α

レキブロをご覧の皆さま、こんにちは!
デザインチームの新垣です。

2014年4月、Windows XPのサポートが終了されました。
それにともない、いよいよIE6を対象ブラウザから外した
Web制作会社は多いと思います。

しかし、IE6のサポートを打ち切ったあとも、
IE6が対応していなかった機能を使っていないWeb制作者を
目にすることがあります。もったいない!

ということで今回は、IE7以上を対象した場合利用できる
古くて新しい技術を紹介していきます!

セレクタ

IE6で使えたセレクタはクラスセレクタ、idセレクタ、子孫セレクタ
くらいでしたが、CSS2には便利なセレクタがたくさんあります。

p.red.button 複数のクラス指定 [1]
div > p 子セレクタ。子要素だけ、孫要素は対象外
h1 + p 隣接セレクタ。h1要素の直後にあるp要素 [2]
h1 ~ p 間接セレクタ。h1要素のあとにあるp要素
img[alt]
a[target=”_blank”]
input[type=”radio”]
など
属性セレクタ。alt属性を持つimgタグ、target属性に「_blank」を指定したaタグ、という指定が可能。
:first-child ある要素の中での最初の子要素
a:hover span :hover疑似クラスの子孫要素
p:hover :hover疑似クラスをa要素以外にも使用可能
[1] IE7ではクラスの順番によるバグがあります。
NG
p.red.button { color: #f00; }
p.blue.button { color: #00f; }

OK
p.button.red { color: #f00; }
p.button.blue { color: #00f; }

[2] IE7ではコメントの記述によるバグがあるそうです…。

position: fixed;

.xxx { position: fixed; } ブラウザに対して絶対配置、
スクロールしても位置は固定

max-width、max-height、min-width、min-height

.xxx { max-width: 100%; } 要素の最大の横幅を指定
.xxx { max-height: 300px; } 要素の最大の高さを指定
.xxx { min-width: 50px; } 要素の最小の横幅を指定
.xxx { min-height: 6em; } 要素の最小の高さを指定

PNG画像の透過

長らくデザイナーを悩ませていた問題が解消されましたね。
ロゴやアイコンなどで思う存分使ってください!

といいたいところですが、IE7とIE8では、透過PNG画像の
透明度(opacity)を変化させると輪郭が黒く汚く表示されますので、
注意が必要です。


記事を書いて思ったのですが、全部有名ですねw
世の中のブログ記事でCSS4を紹介していたりすることを考えると
いまいち手応えがなかった…。いや、しかし復習は大事です。

もし、「何これ知らない!」というものを見つけた方は、
この際にこっそり覚えてみてください!

この記事のライター

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