Jenkins勉強会へ行ってきました。
2015年6月5日 金曜日 | BIZ & TECH
こんにちは、与儀です。
暑い夏がやってきましたね。
先週末5/30(土)に開催されたJenkins勉強会に参加してきました。
Jenkinsとは・・・
オープンソースのCI(継続的インテグレーション)ツールで、簡単に一言でいうと便利なcron(定期バッチ処理などを実行する)です。他にも便利で重要なの機能がありますが、私がまだすべて使いこなせていないので、それぐらいの説明にとどめておきます。。
Jenkinsのロゴが愛嬌のある執事のおじさんなので、「Jenkinsおじさん」などと呼ばれたりしてますね。
レキサスでも一部の開発プロジェクトにJenkinsが導入されています。
今回は第一回目勉強会ということで、初心者向けに3つのセッションが用意されていました。簡単ですが、メモを共有させて頂きます。
勉強会のスライドはこちらです。
1.とあるプロジェクトにおけるJenkinsの導入実績
弊社エンジニアの西さん(今回の勉強会を主催してくれました)よりJenkinsやCI(継続的インテグレーション)の説明、プロジェクトへの導入事例の発表がありました。
・CIを導入することで”精神論”による品質管理から”仕組み”による品質管理へ移行できる。
・JenkinsはCIツールとして始まった製品だが、ブラウザで操作できるcronだと認識することで活用できる範囲が一気に広がる。
・ジョブとプラグインを組み合わせることで、2日間かかっていた本番環境へのリリースを0.5日に短縮できた。
最後に、ここ数年エンジニアを取り巻く環境が変化しつつあり、次々と発表される新技術をキャッチアップし続けることがこれまで以上に求められている。定型作業を自動化して計算機に委任することで、人間(エンジニア)は知的活動へシフトしていく必要があると纏めていました。
2.初期構築ハンズオン
用意されていた手順を元に、各々の環境へJenkinsの導入を行いました。
AWSやAzureなどクラウド上のサーバや各自PC上の仮想マシンなど、構築する環境も様々だったようです。
プラットフォームに依存せず様々な環境に導入できることもJenkinsの利点ですね。初期構築が完了した後は、経験者に相談しつつ、開発で利用されているGitHubとJenkisの連携を試されている方もいらっしゃいました。
私はAWSのEC2サーバ上に構築しましたが、15分ぐらいで簡単にできちゃいました。
3.Jenkins運用方法についてのブレインストーミング
下記の3つのテーマでブレインストーミングを実施しました。
・勉強会で取り上げたいテーマ
・Jenkinsの活用方法
・社内へJenkinsを導入するためにはどうすればよいか
社内へ展開するためにJenkins導入セットを配布するなどの実用的なアイディアは勿論の事、中には離席したことをセンサで検知して自動テストを実行など、ユニークなアイディアも色々と出てきました。
まとめ
実は私もJenkinsを触るのは初めてでしたが(名前はよく耳にしてましたが。。)、使ってみてその有用性を理解することができたので、さっそく一部のプロジェクトで利用開始しました。
Jenkinsおじさんのようにロゴが親しみやすいキャラクターだと、その製品に対する愛着も出てきて、導入ハードルも低くなると思いました。
1. のところであったように、
定型作業を自動化して計算機に委任することで、人間(エンジニア)は知的活動へシフトしていく必要があります。限られた時間を有効に使うために、Jenkinsおじさんへ任せられるものは、全部任してしまうのが正なのです。
Jenkinsのようにとても便利なツールがオープンソースで使えることを再認識しつつ、もっと情報収集をしてどんどん使っていかないといけないなと感じました。
今回はとても有意義な勉強会となりました。西さんお疲れ様でした!