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マイクロソフト テクノロジーセンター長の澤さんによる特別講義「もっと伝わるプレゼンテーション術」レポート@沖縄国際大学ハイブリッド人材育成講座

みなさまこんにちは、レキサスの広報担当、安田です。

さて、こちらのブログでも何度かお伝えしていますとおり、レキサスは沖縄国際大学で「ハイブリッド人材育成講座」を寄付講座として提供しています。この講座では各業界のスペシャリストをゲスト講師としてお呼びすることも多いのですが、先週はなんと、マイクロソフトのテクノロジーセンター長を努めていらっしゃいます澤 円(さわまどか)さんに沖縄までお越し頂き、沖国大の学生の皆さんに向けて講義して頂きました。

ということで、今回はその特別講義の様子をできるだけ詳しくフォトレポートさせて頂きたいと思います。それではスタート!

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「キリストではありません、サラリーマンです。」(笑)

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素晴らしいプレゼンと残念すぎるプレゼン、今回の講座ではその違いを解き明かして頂きました。

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できる人=きちんと言語化できる人。

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しゃべりがうまい=プレゼンがうまい?
実際のところ、プレゼン全体に占める「しゃべり」の割合は25%程度とのこと。

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レストランに当てはめると、しゃべりは「配膳」のパートでしかない。レストランにおいて一番大事なことは「美味しい料理を提供すること」。プレゼンにとっての「美味しい料理」とは?

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プレゼンテーションを行う際におさえておくべき3つのポイント。

ビジョン Why:何のためのプレゼンか?
核 What:何を伝えるプレゼンか?
話術 How:どうやって伝えるのか?

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まず初めに「ビジョン」を決める。ビジョンとは、究極の理想の形であり変更不可。プレゼン終了後にオーディエンスにどうなってほしいのか? 終わった後、聴衆にどういう変化が起きているのか? どういう行動をその人たちが起こしてくれるのか? 

つまり、プレゼンは相手に行動させるためのもの。マイクロソフト社でも最初に製品の「ビジョン」を決める。

また、プレゼンには未来の話が必ず含まれているべき。でないとただの報告になってしまう。過去の話が一番つまらないので要注意。

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人を動かすもの→「共感(「ファン心理」そのもの。行動が自動化される→持続する)」と「脅迫(「ホラーストーリー」=深夜のテレビショッピング…)」。

ポイントは、主語を「みなさん」に置き換えられるかどうか。つまり「みなさん」の「体験」に置き換える。ひとは「自分に関係ある」と思えば動くもの。

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プレゼンの「核」とは、プレゼンを聴いた人が、他の人に短い説明で内容説明できるものであるべき。さらには「ひとに教えたくなってしまう」ものであるべき。

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チンギスハンやナポレオンなど、かつて世界を制したリーダーはどのように自分のメッセージを人々に伝えたのか?

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物事を正確に、かつ広く伝えるには、とにかく「シンプルであること」が必須。そして、アクションを明確化すること。(だれがなにをいつまでに? 求められる結果/効果は? 当事者意識を持たせる表現を用いる)

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たとえばゴーンさんの「日産180」。(筆者注:「日産180」の詳細は左記リンクをご覧下さい)

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この「180」は日産の社員なら誰もが知る名車「180SX」から引用している、社員に覚えられやすいネーミングだった。

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「アマチュアは問題を複雑にする。プロは問題をシンプルに考える。」

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キング牧師のプレゼンテーションもシンプルなメッセージングのお手本。

ちなみに言葉選びのコツとしては、オーディエンスのプロファイリング(=どんな人がプレゼンを聞いているのか?)を行ってから言葉を選ぶと良い。

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スライド作成の具体的なテクニック。スライド1枚にテーマ1つ、説明3つ。

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。。。といった視点での、悪いスライド例。。。

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アニメーションは控えめに。あくまで視点誘導のために使う。

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1スライドに4色以上は使いすぎ。

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改行位置もとても大事。

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視点誘導は左から右へ、上から下へ。

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「えー」「あのー」などなどの口癖。言い過ぎるとノイズになるので要注意。

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コンビニでの店員さんとの会話も立派なプレゼンの練習になる。澤さんはいつもそう意識しているそうです。

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人の顔を見て話す練習に、電車の中で乗っている人たちの顔を短時間ずつ均等に眺めてみる。

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プレゼン当日までの過ごし方=「とにかく考える。思い出す。」

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アイスブレイクでは、ムリして笑わせなくてもイイ。。

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ちょっとずれた表現を入れると効果大。(TEDでは7分に一回程度、このような表現があるとのこと)

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手の位置=ホームポジションを決めておく。

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聴衆に背中を見せながら話さない!

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笑顔はプレゼンの最大の武器!

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プレゼンの最後はキリッとキメて、ちょっといいことを言ってみる。

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プレゼンは誰でも必ず上達する、そして必ず成功する。

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以上、マイクロソフトのテクノロジーセンター長、澤さんによる沖縄国際大学ハイブリッド人材育成講座での特別講義の様子をレポートさせて頂きました。いかがでしたでしょうか? 今後プレゼンする際にはぜひこれらのポイントを意識してみてくださいね。

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