レキサス主催「IoT/AI時代を生き抜くために必要な新規事業創出の第一歩」参加レポート
2017年6月13日 火曜日 | LEXUES
こんにちは、安田です。
去る5月29日(月)に沖縄IT津梁パークで開催いたしましたレキサス主催の勉強会「IoT/AI時代を生き抜くために必要な新規事業創出の第一歩 〜ストーリーで語るプロダクトバックログ〜」、以下に写真や参加者コメントも併せてレポートさせて頂きたいと思います。
開催概要
■開催日時
2017/05/29(月) 10:00-18:00
■開催場所
〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎14−7(沖縄IT津梁パーク 中核機能支援施設1F 103プレゼンルーム)
■参加対象
IT関連企業、ユーザー企業に所属されるソフトウェア開発のプロダクトマネージャー、プロダクトオーナーの方および、新規事業に携わる、または興味のあるエンジニア・デザイナー、リーダー
■主催
株式会社レキサス
■共催
POStudy ~アジャイル・プロダクトマネジメント研究会~
■事務局
ビバーチェプラス合同会社
開催背景
2017年、サービス提供者にとっては「ハードウェア」や「AI(特にDeep Learning=深層学習)」など検討すべき材料が増え、新しいサービス・体験の提供はますます多様化・特殊化しています。
こうした中でサービス提供者は
顧客が気づいていない潜在ニーズの開拓
顧客に既存の手段を捨てて移行したいと思わせる価値の創造
これまでになかった新しい利用シーンの開拓
をいかに効率的に提供するかが非常に強く要求されています。
これらは各担当者だけが取り組めばよいものではなく、チームメンバー1人1人が社会的価値を生み出していくことを意識し、日頃から顧客ニーズに関心を寄せることが重要となります。各メンバーの高い専門性が、ふとした瞬間に日常とテクノロジーの融合を生み出し、新しい価値あるサービスが誕生することを期待されている、そういう時代なのです。そしてその「新しい価値あるサービスの誕生」に不可欠となるプロセスを、体験と通して学んで頂く機会をご提供したく、今回の勉強会開催が決定しました。
今回の勉強会の内容
レキサスではF.E.E.L.(フィール)という新規事業検討の短期集中合宿を行なっており、昨年だけでのべ85人の方と一緒に新しい事業の初期検討を行なってきました。今回、この合宿で実施したLeanUXの検討手法と、[POStudy Day]のプロダクトバックログまでの作成プロセスを組み合わせ、顧客のニーズを掘り起こし新しい価値を提供し続けたい方を対象に、実際に手を動かしながらワークショップ形式で進めていきました。
今回は、IoT/AIを技術要素として取り入れたビジネスをテーマに、事業企画の仮説検討からプロダクトバックログの作成までを行いました。
Step1 事業のアイデア出し
Step2 ターゲットの分析
Step3 ビジネスモデル検討
Step4 プロダクトバックログ作成(プロダクトやサービスの要件)
当日のスライドはこちら!
当日の様子をフォトレポート
参加者の皆さんからコメントを頂きました
■沖縄県IT産業戦略センター準備室 兼村 光さま
一貫して行ったことは「とにかく、考えるよりまずは手を動かすこと。」課題を与えられてからアウトプットするまでの時間が短いように感じましたが、時間の制約がある中でアイデアを生み出さなければならないという制約が、逆に刺激になったように感じます。「やってみようとする」ことと「実際にやる」ことは大きな違いがあるし、「わかっている」ことと「できる」ことも違うことをあらためて感じた一日でした。
■株式会社レキサス エバンジェリスト 常盤木龍治
プロダクトに携わるものとして自分自身のインプット/アウトプットの質が過去の経験則ではなく今の時代にキチンと対応できているかのUpdateの為に参加しました。現代の時代にあう適切な方法論と網羅的な反復という素晴らしく練り込まれたスパルタトレーニングの結果、キチンと今でも第一線で活躍できるという事がわかってホッとしました笑 学びを忘れたら老害一直線ですから。
■株式会社レキサス エンジニア 鈴木康元
私はエンジニアですが、普段行わないプロダクト開発を理解した方が役に立つと思い、参加しました。
ワークショップでは様々な手法を用いて多くのタスクを短時間でこなし、ビジネスモデルを検証できました。その結果、自分の認識の甘さや、他の班の精度の高いアウトプットが刺激になり、とても勉強になりました。
こうした手法を用いることでコストを最小限に抑えた開発が可能になるため、エンジニアにも有意義なワークショップだったと思います。引き続きこういった機会を活用し、開発の精度も上げられるように努力したいと思います。
以上、レキサス主催「IoT/AI時代を生き抜くために必要な新規事業創出の第一歩」の様子をレポートさせていただきました。今回の勉強会をきっかけに、参加者の皆さんの中でプロダクトマネジメントへの関心が高まることで、沖縄のモノづくりがどんどん活性化されることを期待しています!