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Androidプライベートハンズオンセミナー @ レキサス

こんにちは、コーポレートデザイン部の安田です。

このたびレキサスでは、 沖縄県内初の
Androidプライベートハンズオンセミナーを開催することに
なりましたので、以下にご案内します。

** 本セミナーの目的
Googleがオープンソースで提供している携帯電話のオペレーティング
システムであるAndroidの概要と、そのアプリケーション開発の方法を
理解する。

セミナー受講後には、自分自身で簡単なアプリケーションを作成できるように
なっていることを目的とする。

また、現在のAndroideの概要を理解することで、今後のモバイル環境
について、自分なりの考察を行えるようになることを目的とする。


** 日程
■2009年6月19日(金)
13:15 – 17:45  (4時間30分) 入門セミナー
19:00 – 21:00  (2時間)交流会

■2009年6月20日(土)
10:00 – 17:00  (7時間) ハッカソン(自作アプリの作成)

** 場所
株式会社レキサス 本社
地図はこちらをご覧下さい。

** 定員
20名(学生枠5名含む)

**講師
日本Androidの会
・木南英夫氏 http://d.hatena.ne.jp/hkinami/
・内嶋教人氏

** 参加料
5,000円/人(二日分)
※学生は無料

** 参加要領
* 以下のドキュメントを参考にご自身のNotePCにAndroidのSDKを
インストールしてご持参ください。

SDKのインストール
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/android01/android01_2.html

* 簡単なJava言語でのプログラミングができる必要があります。
* 当日はEclipseで説明を行いますので、簡単なEclipseの操作ができる
必要があります。

** 入門セミナー セッション内容(1日目)

1. Androidの概要の説明

まず、最初に、Androidにおける3つの視点について説明します。

一つ目の視点は、携帯電話のユーザーの視点です。6月に
ドコモから発売予定のHT03Aの概要について説明します。

二つ目は、開発者の視点です。今までのケータイ電話の
アプリケーション開発の違いについて説明します。

三つ目の視点は、ソフトウェアプラットフォーム提供者の視点について
説明します。プラットフォーム提供者とは、OHAに入っている企業や、
Androidを使用して、組込み機器の開発を行っている企業です。

次に、Androidのアーキテクチャについて説明します。

Androidは、組み込みLinuxの上に、数々のオープンソースの
ライブラリを組み込んで、Android独自のJavaのバーチャルマシン上に
アプリケーションフレームワークが構築されています。また、あらかじめ
組み込まれているいくつかのアプリケーションについて説明いたします。

次にAndroidの可能性につてい説明します。
Androidは、Googleが提供するクラウドサービスと容易に連携できる
という特徴があります。このようなアプリケーションは、「マッシュアップ
アプリケーション」とよばれ、AndroidやiPhoneで特徴的な
アプリケーションが多くリリースされています。

最後に、現状のAndroid Marketの状況について説明します。
Androidマーケットのカテゴリや、登録されているアプリケーションの数、
また、いくつかの人気のあるアプリケーションについて説明します。

2. 開発環境

Androidの開発環境について説明します。
Androidは、一般的な組み込み開発で行われているクロス開発環境で
アプリケーションを開発します。
無償で利用可能なSDKをインストールすることで、携帯電話の実機がない
場合でも、PCだけでアプリケーションの開発を行うことができます。

セミナーでは、各自、事前にインスールしていいただいたSDKの環境を
利用して、エミュレータの使用方法について説明します。

3. Hello, Android

もっとも簡単なウィザードを使用したHello, Androidアプリケーションの
作成方法を説明します。

ウィザードで生成されたひな形のソースコードを利用して、Android
アプリケーション作成の全体像を理解します。

ウィザードで生成されたコードにボタンを追加して、GUIの作り方の基本を
理解します。

4. アクティビティとインテント

Androidアプリケーションの最も重要な概念である、アクティビティと
インテントについて説明します。

アクティビティとは、アプリケーションの一つのウィンドウを制御するクラスです。
一つのアプリケーションは、複数のアクティビティを組み合わせて構成します。
Androidでは、アプリケーションが、他のアプリケーションのアクティビティを
呼び出して、自分のアプリケーションと容易に連携させる仕組みがあります。
この連携を行うための仕組みをインテントというクラスで実現しています。

このセッションでは、インテントを使用して、組み込みのアプリケーションを
呼び出す演習を行います。

5. リソース

Androidでは、画面に表示するメッセージや、画像、アニメーションの
動作などを、リソースという仕組みで実現しています。

このセッションでは、英語と日本語のメッセージをコンフィギュレーション
によって切り替える演習を行うことで、複数言語への対応方法の演習を
行います。

6. ビューとレイアウト

Adnroidでは、ビューと呼ばれるウィジェットを組み合わせて、画面を
作成します。

このセッションでは、簡単なレイアウトクラスを使用して、画面を作成する
演習を行います。

7. サービスとノーティフィケーション

Androidでは、サービスと呼ばれるバックグラウンドで動作する
アプリケーションを作成することができます。

このセッションでは、サービスがユーザーに通知を行うためにステータス
バーにメッセージを表示するノーティフィケーションを作成する演習を
行います。

8. ストレージとコンテントプロバイダ

Androidでは、通常のファイルや、SQLiteと呼ばれる組み込み型の
データーベースを使用して、データを保存することができます。

このセッションでは、簡単なSQLiteの使用方法の演習を行います。

9. 位置情報サービスとネットワーク連携

Androidでは、GPSを用いて現在地を取得したり、Google
Mapを用いて地図を表示することが簡単にできます。また、ネットワーク
サービスにアクセスるためのAPIが組み込まれています。

このセッションでは、GPS情報の取得の仕方と、地図の表示方法
について説明いたします。

10. デバイスの使用方法

Adnrodでは、携帯端末に内蔵されている加速度センサーや、カメラを
アプリケーションから制御することができます。

このセッションでは、カメラを制御する方法の演習を行います。

11. アプリケーションの配布

Androidマーケットでは、簡単な登録で、アプリケーションを全世界に
向けて発信することができます。

このセッションでは、アプリケーションの配布方法について、簡単に
説明します。

** ハッカソン 自作アプリ作成(2日目)

本セッションでは、各自が作りたいと思うアプリケーションを一日かけて
作成します。

アプリケーションの作成は、3〜5名程度のチームに分かれて、
一つのチームでひとつのアプリケーションを作成します。

作成するアプリケーションは、可能であれば、事前に決めておき、あらかじめ
必要な情報を集めて起きます。

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ご案内は以上となります。
本セミナーへの参加をご希望の方は contact@lexues.co.jp まで、

・お名前
・会社名もしくは学校名

を併記のうえご連絡下さい。
(電話でのお問い合わせはお受けしておりませんので、メールにて
お願い致します)。

どうぞよろしくお願いいたします。

この記事のライター

みなさまからのご連絡をお待ちしております。

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