デザインチーム制作物の紹介 – モーショングラフィックス編
こんにちは、デザイナーのしろです。
今回は、レキサスのデザインチームについて知ってもらいたい!ということで、、
私が関わった制作物について、前編・後編の記事に分けてご紹介することで
「レキサスのデザインチームってこんなこともするんだなあ…」となんとなく知ってもらえる機会になればなと思います!
- 前編:モーショングラフィックス
- 後編:社内制作物
デザインチームってどんな仕事をしてるの?
レキサスのデザインチームでは、主に企業などのWebサイトの構築・保守などが多くあります。ですが、最近は開発案件やWebサイト構築に関連して、印刷物の制作や映像の制作なども携わる機会も増えてきているので、前編ではモーショングラフィックスという手法を用いた映像の制作についてご紹介したいと思います。
モーショングラフィックスとは
モーショングラフィックスとは、「モーション(動き) 」と「グラフィックス (図形・文字) 」をつなげた言葉で、イラストや文字、図形やロゴなどに、映像編集ソフトで動きや音を加えた映像のことを指します。
また、モーショングラフィックスを活用するメリットとしては、
- 低予算で制作できる
- 複雑なモノをわかりやすく伝えられる
- 言語に頼らず視覚情報をつかって表現できる
などがあり、制作面でも、インターネット上で提供されている素材やテンプレートなどを活用すると、安価に短時間でインパクトのある映像を制作することができます。
制作過程について
ここからは、制作過程をご紹介します。
ストーリーボードの制作(シナリオ+絵コンテ)
まず、この映像で伝えたいポイントを明確にしながら、伝えたい情報をストーリーとして構成立てていきます。内容が細かすぎるとユーザーに伝わりにくくなるため、情報を削ぎ落としつつ、全体にかけられる大体の時間を意識しながら、おおよそ各シーンで要する時間と情報量を調整していきます。次に、絵コンテを用いて、それぞれのシーンに沿ったイメージを具体化していきます。この段階で、各シーンの前後のモーションも大まかにイメージしながら作れると、編集の時点で全体にかかる時間のズレが少なくて済みます。
素材の制作
映像内で使用するイラストや写真などの素材を準備、制作していきます。
映像・音声の編集
映像制作ソフトを用いて、テキストやイラスト、図形、音声などを盛り込みながら、シーンで想定した時間に合うように、動きと各シーンのつなぎを制作していきます。私の場合は、Adobe社の製品のAfter Effectsで各シーンを作成していきながら、最終的にPremiere Proで各シーンをつなげながら音声の挿入を行っていきました。
下記、簡単に制作工程をまとめているのでご参考までに!
最後に
映像は、静止画だけでは伝えにくいイメージや情報を、文字やイラストを動かし、音声やBGMをつけることで、そのサービスのブランドイメージやメッセージを見る人に、より感覚的に印象づけることができます。
個人的にはこの機会をいただけて、ソフトの操作方法を習得しながら試行錯誤ではありましたが、静止画だったものが映像として形になる過程に、ひとり黙々と作業する中で感動するばかりでした (笑)
映像制作は、高価な機材で撮影し、専門のソフトで編集するとなると時間とコストがかかるのでは、、というハードルが高いイメージをもってしまいますが、いまは携帯だけで個人でもクオリティの高い映像が制作できてしまうので、みなさんもぜひ遊び感覚で楽しみながら試してみてはいかがでしょうか!
ここまでありがとうございました。