検索エンジン最新動向;Bing, Google, Yahoo!
2009年10月4日 日曜日 | その他
下門です。
先週の厳しい暑さから一転して、今週は朝晩は冷え込んで、気温が10℃を下回り、秋の気配を感じることもありますが、日中はまだ夏の日差しです。
去る29日の夜7時から、検索エンジンをテーマとした Special Interest Group(SIG, 技術交流会)に参加しました。会場は Mountain View( Google のお膝元)にある、Microsoft のオフィスで行われました。
シリコンバレーでは企業が会議室を無料で提供して、このような交流会が頻繁に行われています。
↓ Microsoft の入り口
会場では、軽食やソフトドリンクが参加者にふるまわれました。
今回のテーマは検索エンジン。
Microsoft、Google、Yahoo! の新しい機能を各社の担当者が説明しました。
↓技術交流会の様子
・Microsoft
同社の新しい検索エンジンである Bing についてデモを交えて解説。Bing の背景ではオントロジー(ontology)を適用して、ユーザーの検索傾向に基づいた検索結果を表示させているとのことでした。
個人的には非常に興味深く、早速、使ってみようと思っています。
↓ Microsoft のプレゼンテーション
・Google
これまで通り、より速くユーザーが求める情報を検索結果に反映させるというコンセプトを押し進めている。特に、セマンティック(semantic)技術を採用することで、文章で検索してもユーザーの求める回答が得られるとのことでした。また、多国語への翻訳機能もデモを交えて実演していました。
今後はスピード、情報の質、ユーザーの声に注力していくとのことでした。
↓ Google のプレゼンテーション
・Yahoo!
SearchMonkey というオープン API を提供。例えば You Tube などの動画や音楽も検索対象として、検索結果のページ上で再生することができる。
↓ Yahoo! のプレゼンテーション
これまた興味深いので、早速、使ってみました。動作速度も速く、検索結果ページ上で動画や音楽を再生できるので便利です。
↓検索ページ上で You Tube を再生している様子
SIG(技術交流会) に初めて参加して、非常に刺激になりました。三大検索エンジンの担当者が一同に集まるのはシリコンバレーならではですね。
次回はより多く聞き取れるように、日頃からリスクニングの勉強に努めたいです。