LEXUES BLOG

レキサスブログ

むーちー

lexclub.jpg

こんにちは山口です。

沖縄ではこの時期になると「むーちー」を食べるそうです。
私も最近までむーちーの存在を知らず、「むーちー」「むーちー」と周りが騒いでいたいるのを怪訝な目で見ていました。

ムーチーとは沖縄の方言で餅という意味。
これをカーサ(月桃の葉)で巻き、この時期に食べる習慣があるそうです。
なんでも昔、男が夜に鬼になり村を荒らしまわっていて、その男の妹が「何とかしないと」と思い立ち、
男に鉄釘入りの餅を食べさせ、弱ったところを崖から突き落とし殺したという少し怖い伝説があります。
そのことから、今では厄払いに餅を食べるそうです。
もちろん、釘は抜いてありますが。

そんなムーチー。自分も小耳に挟み、食べてみたいなぁと思っていた所に、
社内メールにて「ムーチー作ったのでよかったらみんなでどうぞ」というありがたいメールが来ました。

むーちー

というわけで早速もらってきました。
これが愛情たっぷり社員の手作りムーチー。
本物の月桃の葉っぱがまいてあり、本格的です。

むーちなかみ

葉っぱを開くと、月桃の独特の香りが広がります。
そして中からやや茶色がかった餅がでてきます。

この餅、実は黒糖が入っており少し甘いです。それでも決して甘すぎる感じではなく、
月桃の香りとあいまって、少し落ち着いた大人の上品な味わいがあります。

食感も、お雑煮など引っ付いてくる感じではなく、
耳たぶのような硬さに、つっるっとした舌触りであっさり食べることができます。

さらさらっと流れるように食べれる、これは本当においしい!!
あったかいさんぴん茶と一緒に飲めば、心の中に正月再来です。

この時期に沖縄を訪れる予定のある方は食べてみてはいかがでしょうか?

この記事のライター

みなさまからのご連絡をお待ちしております。

CONTACT US